2017年2月3日(金)

万引きGメンが人生相談に?

北野誠のズバリ / トーク

北野誠がCBCラジオ『北野誠のズバリ』でリスナーから悩み相談を受けました。
普段は男女間の悩みの多い相談室ですが、今回は驚きの内容でした!
相談者Aさんは50代の女性です。

私は万引きGメンをしていますが、この仕事に自信が持てなくなってしまいました。

万引きGメンって具体的にはどんなお仕事なんでしょう。

「警備業の仕事で派遣されたお店で保安警備をしています。基本的には万引きの防止と捕捉、つまり捕まえるということです。その他にもスリや、置き引き、中には内部不正、つまり従業員が商品をくすねるといった犯罪などです」

この仕事を始めておよそ5年のAさん、万引き犯をこれまでに100人ほど捕まえたそうです。
万引き犯には特徴があるんでしょうか?

「それが最近は特徴と言うものがなくて、昔みたいにキョロキョロしてる人もいなくて、普通におとなしそうな人でもやってますし、逆にお金持っていそうな奥様もいますね」

つまり、そのモノが欲しいというよりも、魔がさしたりストレスの捌け口に罪を重ねてしまうようです。

「事情を聞いてみると家のこととか、職場…ストレスを本当に感じていて。これぐらいいいや!って気持ちが重なるみたいですけど」

そんなAさんが仕事にだんだん自信が持てなくなったきっかけとは…

「先日、捕まえた万引きをした方が83歳の高齢の人で『もう見逃してくれ』って泣きそうな顔で『ここから先は行きたくない!』ってすごく言われたんですね」

高齢女性の万引き犯、おそろしい正体?

「その方の弁護人が電話で『このお婆ちゃんは、死ぬ前にまだ生きてるお姉さんに会って、親のお墓参りをしたいらしいので、また万引きを繰り返すかもしれないけども、高齢ということもあるし、いったん被害届を取り下げてくれないか。留置場から出してあげたいんだ』と言ってきたんです」

83歳という高齢では、留置場での健康も気がかりなのは確か。
心情的にはわからなくもないですが、万引きは窃盗という立派な犯罪行為です。

「長い人だと5年(刑務所に)入らないといけませんし、罰金も50万って決まってますし…この方は何回も万引きを繰り返してますし」

この女性は常習犯だったのです。
初犯ならともかく、繰り返すのはよくありません。

「その狭間で、ここで見逃したらまたダメになるんですよ。(万引きを)やってる時の顔は夜叉みたいなんです。それが捕まると、目のつぶらなかわいいお婆ちゃんになるんですよ!他の皆さんも、やってる時は鬼のような顔になるんですね」

万引きGメン共通の悩みとは?

相談を受けている北野誠の所属事務所のある女性も、過去に万引きGメンの仕事をしていて、Aさんと同じ悩みを抱えていたとのこと。
最初は正義感で務めるものの、人の嫌なところを見たり、はたまたその人を捕まえる行為にはすごいストレスが溜まるようです。

「そうそう、あ、見ちゃった!って。精神的に人を疑わなきゃいけない仕事っていうのは辛いです…」

こうして話を聞くことでAさんの悩みが少しでも解決されればいいと願う北野誠でした。
世の中には大変な仕事がたくさんあるものです。

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