2017年9月29日(金)

激論・給食は残してはいけないの?

つボイノリオの聞けば聞くほど / トーク

岐阜市の小学校で、50代の女性教諭が給食を残さず食べるように指導したことで複数の児童が嘔吐し、この教諭が市の教育委員会から厳重注意を受けたというニュース。

9/26の『つボイノリオの聞けば聞くほど』には、この話題について多くのおたよりが寄せられました。
つボイノリオが次々と読み進めていきます。

給食を完食させるのは是か非か

「昔は全部食べるよう指導されるのが普通でした。私は給食大好きだったので、残すどころかおかわりしておりました。今は無理強いせず、その子の食べられる分でいいらしいです。親も黙ってませんしね。昔の常識、今は非常識。なんでしょうかね」(Aさん)

このことが判明したのは、市教育委員会に入った、一本の匿名電話。
調査を開始して聞き取りしたところ、この教諭は『好き嫌いがないように励ます気持ちだった。無理に食べさせることはしていないが、児童には申し訳ないことをした』と話したとのことです。

「僕が小学校の頃は給食を食べきれず、放課時間まで給食を食べさせられて泣いている生徒が必ずいました。僕もそんなに量を食べられなかったので、食べきれないパンを机の中に隠していて、それが先生にバレてげんこつをされたこともあります。僕たちが育った時代を全否定するつもりはありませんが、少なくとも僕は給食の時間が苦痛だったです」(Bさん)

先生も涙を浮かべて

「私の5年生の担任は、1学期はおかずは残さずパンは1枚食べること。2学期は2枚、3学期は3枚。岐阜ではその頃、毎日パンが3枚出ておりました。つまり、3学期には全員完食を目指しておりました。苦手なものが食べられない子は、お昼までかかって泣いて食べておりました。
でも親からクレームがつくわけでなく、また先生も甘いものがダメで、そんなおかずが出た時には先生も涙を浮かべて食べておりました」(Cさん)

先生も涙を浮かべて食べていた!
その状況を思い浮かべて笑ってしまうつボイ。

「嫌いなものが出てきたら。でも言った手前だから。ちゃんと泣きながら食べてた」と、小高直子アナも苦笑。

Cさんのおたよりは続きます。

「5年の私はその時は給食の時間が嫌いだなと思っていたと思いますが、いま振り返れば懐かしく、そんな厳しい先生が一番の思い出です。こどもが小学生の時PTAの役員もやっていましたが、先生の萎縮している姿にビックリしました。こんなことがニュースになり先生が厳重注意だなんて、驚きです。
きっと親がこどもの訴えをそのまま言ったと思いますが、その順番が違うような、やるせない気がします。先生も大変やなと思いました」(Cさん)

骨や血管も残してはいけない?

「私も昔、肉の中に小さな骨がついていて残されて食べた思い出があります」(Dさん)

つボイ「骨なんか出してええんやけどな。出す理由になってます」

ここで、つボイも自らが給食を残した時の思い出を語ります。

「私のようにめちゃめちゃ食う人間にとっても、残したのがあります。肉の塊のところに血管のような管がズズズーっと通っているんで、それは気持ち悪かったです」

確かに、骨も血管もとても食べる気はしません。

“わがまま”か“トラウマ”か

「女性教諭の気持ちはわかるけれど、こどもの好き嫌いをなくす努力は家庭で行うものじゃないかなあと思います。なんにしても無理強いはよくないということです」(Dさん)

「好き嫌いには、ただ単に『まずいから嫌い』という、ストレートにいえば“わがまま”の範ちゅうのものと、アレルギーではないものの、身体が全力で拒否している、その食べ物や食材を想像しただけで吐き気をもよおす、“トラウマ”に近いくらい嫌いなものとに分けられると思うのです。嘔吐した生徒は後者の方でしょう。
トラウマレベルのものを無理やり食べさせるのは、人権問題と言われても仕方がないでしょう。学級の時間などに、我慢すれば食べられるものと、どうしても無理な食べ物を話し合ったりすれば簡単に防ぐことができると思います。わがままかトラウマか区別することは必要だと思います」(Eさん)

このように「昔は当たり前」「苦痛だった」「先生も大変」「骨で残された」「好き嫌いは家庭で」「わがままかトラウマか判断」など、給食完食に関するさまざまな意見・感想・思い出が寄せられました。

母・小高は語る

ここまで、リスナーのおたよりをじっと聞いていた小高が「こどもを育ててきて思いましたけど…」と、母の立場からコメントをします。

「食べ物に関しては、嫌いなものは嫌いであればあるほど全く食べないんですけど。『少しでも食べなさい!』って言っちゃいがちなんだけど。嫌いであればあるほど、強制的に食べさせた時はもう大人になった時に絶対に嫌いなままですよね」と

「ハンバーグの中に刻んで入れたりとか、カレーの中に混ぜ込んだりとか。いろんな工夫をして、おいしく食べることもできるんだよっていうのを上手に教えてあげると、大人になった時に味覚がふっと変わって、『ああ全然平気になって丸ままでも食べられる。なんなら、大好きになった』っていうこともあるんだけど」

無理矢理食べさせて大好きになるということは、なかなかないという小高。

「何のために食べさせたいのかっていうことを考えると、やっぱり無理強いっていうのは結果的に良くないんじゃないかなって思うんだけれども…」

嫌いものを「無理やり食べなさい!」と上から押さえつけても、結果としては逆効果。
おいしく食べられる工夫をして、教えてあげることも母の愛であると経験から語る小高アナ。

何を隠そう私も昼休みや5時間目、ひどい時には放課後の掃除の時間まで給食を食べさせられていたクチですが、その時1本ずつなんとか必死に口に運んでいた“ひじきの煮物”は、結局未だに嫌いなままです。

つボイも「私もね、いろんな考え方あるけど」と前置きをしつつ、「好き嫌いの多い人。よう見てみるとね、結構背高いし、立派な体格しとるなぁ、いう時もあるので」

特定の物が食べられなかったとしても、丈夫に育つ人は育つ、とつボイ。

「今はね、他の物で栄養も摂れるので」と小高も同調します。

操を守った女の子

番組後半には、給食に関する甘酸っぱい?思い出も寄せられました。

「僕が中学校の頃の給食の時、好きだった子が給食を食べられず困っていました。食べかけだったため間接キスができるし好感度も上がると思い『僕が食べようか?』と聞くと、彼女は無理やり口に入れてお茶で流し込んでしまいました。そんなに嫌がっていた給食を食べることよりも、僕に食べかけの給食を渡す方が嫌だった…」(Fさん)

つボイ「操を守ったんですね、この子は。この子なりに」
小高「『間接キス、イヤー!』」
つボイ「『こんなやつに食べられてたまるか!』完食を望む先生も教育の場で、この力を利用して食べさせるいうのはどうなんでしょうねぇ」

「僕は間接キスも好感度も得ることはできませんでしたが、彼女のゴミをみるような目も良いなあと」(Fさん)

給食あるあるでしょうか?いや、ないない。
(minto)

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