2017年4月20日(木)

ドラゴンズ2度目のサヨナラ勝利!彦野利勝が振り返る

CBCラジオインフォメーション / スポーツ

4/19のタイガース戦。ドラゴンズは全打席安打の大島選手が8回裏に同点ヒット。そして9回裏にはツーアウト2・3塁から京田のサードへの打球が失策を呼び、その間に3塁選手が生還し、今季2度目のサヨナラ勝ち。連敗を3で止めました。
この試合を野球解説者の彦野利勝さんに伺いました。聞き手はCBCアナウンサー西村俊仁です。

こういうのでもいいんですよ?

──彦野さん、最後はもう…ちょっと(笑)

いや、最後はね、ちょっと予想できないですよ(笑)。ただ京田のバッティングがね、サードゴロですけど、わりといい形で打った。それがサード(鳥谷)の横だった。万事休すかと思ったら、京田があきらめずに走ったことが、結局最終的にセーフになった。8分くらいだったらアウトになってたかもしれない。それも全力で行ってたということ。
まあ、エラーをしてくれたんですが、捕った後早かったですから。右バッターならアウトだったかもしれませんし。京田だったからセーフになったんだと思います。
こういうのでもいいんですよ?勝ちなんですから。内容とかそういうことではなくて、結果としてこれでもいいわけです。最終的に相手のエラーを呼び込んだと言っていいと思います。素直に喜んだ方がいいですね、こういう時はね。

──こんなエラーで…ということじゃなく、勝ちは勝ちなんですからね。

亀澤も助かったと思うんですよ。本当は自分で決めて勝つのがいいんですけど、京田もダメだと思ったところを助かったわけですから。明日に繋げていかなきゃダメですよね。

──タイガースファンの目線から見ると、金本監督の連続試合出場の記録を抜いて単独2位になった鳥谷が最後にってところが…

そんなこと夢にも思ってないでしょう、グラブに当てて落とすなんてことは。その前の堂上にサード線を抜かれたことでも、鳥谷なら捕ってくれよ、くらいの感じで観ているはずなんですね。僕たちも今の最後のプレーに「え?」って思う展開でしたからね。
ただやっぱり焦るんですよ。サヨナラの場面ですから。いくら名手とは言ってもそういうことはあるということです。最後何が起こるかわからないですね。

今日の新打線はしばらく続かない?

(大島選手・京田選手のヒーローインタビューを受けて)
──最終的にはエラーで勝ったとは言え、今日は動いて動いて新たな打線で臨んだドラゴンズ。この打線をどのようにご覧になりましたか?

うまく機能した部分もたくさんあったので勝ちに繋がったと思いますけども、そうじゃないところもあったような気もしますし。今日ひとつ勝ったという結果が出ましたから、少なくとも明日もこの打線でいくんじゃないかなと予想だけします。
ただビシエドを7番にしなくてもいい気はするんですよね。もうひとつ上げてもいいかなと。ゲレーロも然りですけど、どういう扱いをしていくのか。外したはいいですけど、じゃあ何試合か外してまた戻すのか、それとも…極端に言えばですよ?ファームで調整させる扱いにしてしまうのか。今日だけではわからないことがいっぱいあるんで、何とも言えないですけどね。一軍にいる以上、ゲレーロは今日代打で出てくるかと思ってましたから。
いずれにしても今日の打線がしばらく続くとは僕は思えないです。

──まだ微調整や修正を加えていく必要があると?

京田もしばらく1番を打たすぞと言われてるんならば、もうちょっと出塁率も考えながら続けないと。なぜなら今日は荒木・大島が当たってると。だったらもっと点数が入るでしょ?
いずれこんな打線になる可能性はありますよね。

──今日あすで大きく変わってくるとは考えられにくいと?

そうですね。左右がちよっと変わるくらいでいくんじゃないかなと思いますね。

監督が本当に望む打線とは?

(森監督のインタビューを受けて)
──大きなため息がありましたね(笑)

勝ってほっとしてるのが一番でしょうけど、森監督が頭で描いてるような勝ち試合というのが、なかなかできないなというところもあるんでしょうね。外国人の話を最初からしてましたが、本来外したくはないでしょうね。ゲレーロ、ビシエド、平田、このクリーンナップは今年のドラゴンズの売りのひとつですから。早く戻せる日が来ないかな、と思ってるんでしょう。だから大島を3番にしたいとは思ってないでしょうけど、いま大島の調子がいいですから。今日はうまくいきましたけどね。
ただ本来1番だった選手が3番で打ち続けることはないことですので、他の選手に早く調子を上げてもらって、本来の打線の流れにした方が連勝すると思いますよ。

──ピッチャーの使い方という話もありましたけど、やるべき人がやるべきところで決まった働きをするというのが理想ですか。

試合によって、ピッチャーによって、1人か2人くらいまでは選手が替わるくらいはいいと思うんですけど、打順ってあんまり変わらない方がいいんですよ。だから今日勝ったから明日もこれでいくか、というくらいでいいと思うんですね。またカードが変わった時に考える。元に戻せるなら戻した方がいいと、僕は思ってます。

気を遣いあう投手陣と打撃陣

──それから先発投手に勝ち星がついていない。結局今日もそれが続いてしまったわけですが?

相手のミスであろうが何であろうが、勝ち星が獲れるようになってくれば普通についてくるはずだと思います。今日のジョーダンだって悪いピッチングをしたわけじゃないですよね?
ただバッター陣が「なんとか点を取らなきゃ」と気を遣ってるのが出てるから初回からガチガチなんですよ。1点目は取れたけど、2点目3点目が取れないのはそれが理由。
逆にピッチャーは1点もらったら絶対取られちゃいけないんだ、と5回までものすごく勝負してる気がするんですよ。余裕がないんですよね。
矛盾してるかもしれませんけど、そのガチガチの攻撃陣の中でなるべく繋ぐ意識で、最後もそうでしょう。繋がったからああなったんですよ。きちっと送るところは送って、相手のミスを誘ったわけですから。ひとりで決めてやろうと思った瞬間に切れてしまうんでね。しばらく後ろへつなぐという意識でやっていけば、必ず点数は入ります。そうすれば先発ピッチャーもガチガチで投げなくても、5回6回と放れると思うんで。

番組名:CBCドラゴンズナイター
放送日:2017年4月19日

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