2017年12月5日(火)

全国的には無名だった山本拓実投手を、なぜ山田久志は知っていたか

若狭敬一のスポ音 / スポーツ

12月2日『若狭敬一のスポ音』、「山田久志の栄光に近道なし」のコーナーでは、伝説のサブマリン投法でプロ通算284勝を挙げた山田久志さんにプロ野球の魅力、裏側を語っていただいています。

この日は、中日ドラゴンズ、ドラフト6位指名の山本拓実投手についてです。

高校野球は予選から見る

市立西宮高校の山本拓実投手は甲子園出場経験はなく、全国的には無名な投手なんですが、山田さんは、この山本投手を以前から知っていたそうなんです。なぜご存じだったんでしょうか?

「よく知ってます」と言う山田さんに、「え?山田さん、このピッチャー、ご存じ?」と若狭敬一もびっくり。

「私、住んでるところ、西宮ですよ」

山田さんのご自宅は兵庫県西宮市です。

「高校野球っていったら予選からね、兵庫県はずっとテレビでやったんですよ」

高校野球は予選から見るという山田さんに、またびっくり。
注目選手は新聞に出るので、兵庫県では、予選で山本投手が話題になっていたそうです。

身体が小さい

「まず小柄。プロの選手としたら、どうかなっていうぐらい小柄です。ただ、ガッチリしてます。身体はもう大人みたいな感じの高校生です」と印象を語る山田さん。

公式プロフィールでは167センチですが、実は、もう少し小さいかもしれないそうです。
「プロフィールでは、小さい人は大きく言います」と断言する山田さんです。

逆に、大きいけど小さく書くってことはないですか?

「まずないです。小さい人は大きく書く。昔、福本豊さんっていたの。世界の盗塁王。あの人、実際は168テンなんぼしかないのよ。それを登録上は170」

2~3センチ上乗せして170の大台に乗せるわけです。ということは、山本選手は、170だとあまりにも書きすぎ?

「167としてるからね、う~ん。(考え込む山田さん)周りが大きいとか出なく、小さいなと思いながらテレビを見てた」

身体全体を使う

「ただ、投げっぷりとか、テレビで映ってるその表情とかは、いいんだよね。投げてるボールも実際いいもん」

山本投手の何が良くて、そんないい球が投げられるんですか?

「高校生の割には、体幹が強い。身体が強い。例を出せば、今年、ドラゴンズに来てくれた谷元圭介投手(166センチ)。彼のような雰囲気、身体つきも。投げ方は谷元投手よりも身体をもっと使う。身体を使いすぎるってぐらい、いっぱいに使うタイプ」

野球界も相撲界も同じ

「ああいうピッチャーが、もし成功してくれれば、野球界で人気が出ますよ。谷元も小さい割には人気あるもん。
昔の日本ハムの抑えやってた武田久(170センチ)。彼も小さい。そういうタイプですよ」

ヤクルトの石川雅規投手(167センチ)も小柄です。

「石川は入った頃は小さいし、細いしね。今でも、そんなに太くはないけども。そういう人は成長したら野球界では面白い。
相撲界見てごらんなさいよ。宇良(174センチ)とか石浦(173センチ)とかさ。応援するでしょ。でっかいやつに勝った時は、俺、拍手してるもん」

舞の海もそうでした。

小柄な野球少年へ

「ああいう感じで、彼らがプロに入ってきて成功してくれればね、みんなが応援したくなるし、全ての野球少年の励みになる。
バーンと振る外国人を三振にとってね、胸を張って帰ってくるようなシーンを見たら爽快だと思うよ。なんか夢があるよね」

ということは今、身体が小さくて、悩んでる野球少年も体幹、腹筋・背筋を鍛えましょう。身体をめいっぱい使いましょう、と言っていいでしょうか?

「そうです。それはピッチャーでもバッターでも、スポーツ選手では、でかくて、体幹が強くてパワーがある人が有利なのは当然ですよね。ところが、小さくったって、そういう人たちでも叶わない選手になれる可能性があるわけだよ」

リスナーの反応

山田さんの話を聞いたリスナーからも早速、反響がありました。

「山本投手、小さい身体は共感できます。まず怪我をしない身体作りをして、頭脳で勝負してほしいと思います。59番応援しますよ」(Aさん)

山本投手の背番号は59番。入団記者会見の代表質問をした時のことを若狭が語りました。

「59番という背番号はいかがですか?と聞きますと、59、ご・きゅう、剛球。剛球投手という意味合いだとスカウトの方に言われましたので剛球が投げられるように頑張りますと答えてくれました」

「山本拓実投手は本当に楽しみです。ストレートに気持ちが乗って、数年後が楽しみです」(Bさん)

番組で、山本投手に書いてもらった未来予想図ボードには「1年目は一軍で数多く投げられるようにしたい。10年後は日本一の投手」と書かれています。今から期待できそうです。
(尾関)

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