若狭敬一のスポ音

ウルフドッグス名古屋 山崎彰都、鞭のようにしなる身体の秘密

男子バレーボール、V1のウルフドッグス名古屋所属する山崎彰都選手が、3月30日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に出演しました。

背番号26番・アウトサイドヒッターの山崎選手に、その強烈なサーブやスパイクの秘訣を聞きました。

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安定したプレーを目指す

山崎選手は宮城県出身の26歳。身長190センチ。体重75キロ。兄、姉の影響で7歳からバレーボールを始め、東北高校から東海大学に進学。
2020年にウルフドッグス名古屋に入団しました。2022、2023年には日本代表にも選出されました。


ウルフドッグス名古屋と日本代表、それぞれ自身の役割の違いを聞きました。

日本代表では、試合の悪い流れを変えるためのメンバーチェンジで出場していたという山崎選手。
その時は、チームを鼓舞する意味で、ウルフドッグス名古屋の試合以上に元気にプレーするように心がけていたそうです。


山崎「技術的な面では、代表でも自分のチームでも、攻撃や守備で安定してプレーできるように心掛けてやっていました」

鞭のようにしなる秘密

身体がしなやかな鞭のようにしなる印象の山崎選手。特にジャンプサーブやスパイクは強烈です。

ここで素朴な疑問。そもそも身体が柔らかいのでしょうか?

山崎「僕よりも全然柔らかい人は大勢います。開脚とかもそんなにできないですし、ただ肩甲骨を動かすと『羽が生えるみたいに出る』ってよく言われます(笑)」

また手首の関節も柔らかく、折り曲げると指が真っ直ぐのまま前腕にくっつくとか。

鞭のようにしなる秘密は、筋肉ではなく関節周りの可動域にあるようです。

山崎「僕は見るからにガリガリの体型してるんです。細い鞭でもスピードが速かったら強烈な力があるように、僕の体型はそれに近いかなと思います」

シーズンを振り返ると

ちなみにインタビューは2月後半に行われました。この時点までのレギュラーラウンドを振り返ります。

山崎「個人的にはもう少し勝てた試合もあったかなと思っています」

そういう試合はチャンスボールの返球が悪かったりと、細かいミスが出て、相手にそのまま押し切られてしまうことが多かったと振り返りました。

山崎「そういうところを、またひとつ集中して、試合に臨んでいかないといけないなと思います」

ウルフドッグス名古屋は、先週行われたVファイナルステージのクウォーターファイナルで惜しくも敗れてしまいました。30日に行われた5位決定戦でフルセットの末、勝利。

2023-24シーズンはレギュラーラウンド3位。ファイナルラウンドは5位という結果に終わりました。

Vリーグ2連覇は逃したウルフドッグス名古屋ですが、次のタイトル獲得に向けてすでに動き出しています。
(尾関)
若狭敬一のスポ音
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2024年03月30日13時10分~抜粋

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