若狭敬一のスポ音

3~6番のバリエーションが豊富!今年の中日打線は一味違う?

中日ドラゴンズOBで野球評論家の彦野利勝さんが、2月10日放送の『若狭敬一のスポ音』(CBCラジオ)に出演。

現在沖縄県北谷町で行われている中日の沖縄キャンプ第1クールを見た印象を語りました。
今年の打線は一味違うと彦野さんは評価しているようです。

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照準は1カ月後

やはりこの選手について気になる方は多いようです。

「中田翔選手の仕上がり具合はどうでしょうか?去年のような数字を残せそうですか?」(Aさん)


彦野「それなりに考えながらバッティングしてるなという印象です。1ヶ月後ぐらいにしっかり仕上げてくれればいいと思います」

続けて「自分のやり方ができていて、大きな出遅れもなさそうだ」と彦野さん。

100試合以上希望

昨年の中田選手は読売ジャイアンツで92試合に出場。打率2割5分5厘、ホームラン15本、打点37の記録を残しています。
彦野さんは「クリーンナップとして250~280打席は打って欲しい」と期待をかけます。

彦野「ホームランは、広いバンテリンドームで半分、あとはよそで打って30でいいかな。それよりも勝負強いバッティングで打点が欲しいですね。80とかはあるといいな」


希望する試合数は、理想は全143試合。「100試合以上は出て欲しい」と彦野さん

彦野「チームの調子次第で優勝争いするわけですから、そこで40試合も出てないなんて、あっちゃいけないんじゃないかな」

4番は誰?

中田選手の打順についてはどうでしょうか?

彦野「僕が考えてるのは、できたら5番とかがいいかなと思ってるんですけどね」

4番バッターは、これから長くドラゴンズを引っ張っていく選手として石川昂弥選手。中田選手は5番と考える彦野さん。

彦野「教育リーグで実践の感覚を積みながら、一軍に呼ばれて来た時に、いい結果を出せば昂弥でいこうってなるんじゃないかな」

果たして4番は誰になるのでしょうか?

気になる助っ人外国人

打撃力不足に泣いたドラゴンズ。その解消に獲得したのが、アレックス・ディッカーソン選手です。
ディッカーソン選手は現在33歳。アメリカのメジャー、マイナー、さらにメキシカンリーグでも経験のある、左打ちの選手です。

「ディカーソン選手が気になります。期待していいのでしょうか?」(Bさん)


彦野「まだ仕上がってはいないんでしょうけど、なんかやってくれそうな雰囲気はありますよね」

メジャーでは通算339試合に出場し、2割5分5厘、ホームラン40本、打点は132を記録。
立浪監督は「癖がなくてシャープなバッティングをする」との印象を持っているそうです。


彦野「割と日本のピッチャー向けなのかな、という感じはします」

ディッカーソン選手に感心

ディッカーソン選手に感心していることがあるという彦野さん。

彦野「守備を一生懸命やってるんですよ」


ディッカーソン選手は外野手。
外野手には、他の人が打った球を追いかける練習があるそうです。これは最も面白くない練習なので、外国人選手はあまりやりたがらないんだとか。


彦野「やっぱり打ちたい選手の方が多いから、バッティング練習はガンガンするんですよ。ディッカーソン選手は実践的な打球を追う練習を沢山してたので、やる気があるなと思いましたね」

多彩な打順

昨年は打者として長打と強肩がウリのアキーノ選手が期待されていました。しかし蓋を開けてみると…。

彦野「私も騙されたというか。映像で見たらすごかった。よく考えたらいい映像ばっかりだったですね(笑)。
ディッカーソンは必死にやってましたんで、いい傾向だと思います」

石川選手が3月中旬ぐらいに一軍に呼ばれて4番に座り、5番に中田選手、3番にディカーソン選手というクリーンナップも考えられるのでしょうか?

彦野「そこに細川成也選手が抜けてますよね。その4人で、3、4、5、6番とかね。もしかしたら上林誠知選手もあるし。今年はバリエーションがすごく多いですよ!」

興奮気味に語った彦野さん。開幕が楽しみです。 
(尾関)

 
若狭敬一のスポ音
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2024年02月10日14時48分~抜粋

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