若狭敬一のスポ音

CBC若狭敬一アナ御用達?名古屋・俱利加羅不動寺で滝行のススメ

12月30日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に、大本山 俱利加羅不動寺住職の森下瑞堂さんが出演しました。

俱利加羅不動寺と言えば、2018年のドラフト会議の前に、若狭敬一アナウンサーが滝行を行い、当時の与田剛監督が根尾昂選手の交渉権を獲得したことで話題になった場所。
以来、毎年若狭アナが足を運ぶ名古屋市守山区の寺院です。

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ドラゴンズのお寺

森下さん「滝行と竜のお寺。したがってドラゴンズのお寺となるといいなと思っています」

俱利加羅不動寺は名古屋市守山区にある寺院。
俱利加羅不動尊を本尊として、様々な神様を祭っています。中でも力が強いのが琵琶湖の竜神である淡海竜神だそうです。

実は監督を務めた星野仙一さん、この淡海竜神が好きで竜神が大好き、俱利加羅不動寺によく足を運んでいたとか。

森下さん「非常に力をいただかれたんじゃないでしょうか」

人生を変えた滝行

若狭「私は2018年に伺って、そこから人生は大きく変わりました。大バズリです。全国区になりました」

2018年のドラフトの前に若狭が滝に打たれると、ドラゴンズは4球団競合の末、根尾昂選手を獲得。翌年も3球団競合の末、石川昂弥選手を獲得。
若狭アナがドラフト前に滝行をすると、ドラゴンズが希望選手を指名できる、と全国的に知れ渡ったのです。

森下さん曰く「滝行の時に何を思うかが大切」だそうです。

森下さん「若狭さんはひたすらドラゴンズのことを祈るわけじゃないですか。それがお滝の竜神さんの心に響いてるんです。そのように思った方が話は美しいじゃないですか」

若狭「話が美しいとか、あまり言わない方がいいですよ(笑)」

滝行参加者多数のワケ

滝行参加者の状況を語る森下さん。

森下さん「前年並みではありますけど、高み安定ですね」

参加者が多数で安定しているのは、少なからず若狭アナの影響もあるそう。
最も多いのは会社で責任ある役職に就き、悩みがある人。男女の比率は半々だそうです。

ちなみに俱利加羅不動寺では、女性が手ぶらで滝行に来ても安心なように、更衣室、ドレッサールームも整備されています。

森下さん「仮に仕事時間中に来たとしても、何もなかったようなお姿で帰って行けるようにできないかと考えていたんです」

どうしても決めたい取引先がある。その前に滝行をして、濡れた髪も服装も整えて、目つきだけがビシッと変わって、来た時と同じ姿でいざ仕事へ。ドレッサールームがあればそれも可能です。

お湯シャワーもあります

2022年からは温かいシャワーも完備されるようになりました。

森下さん「冷たい滝なんだけど、それすら忘れさせてくれるお湯のシャワーまで付けちゃおうということで付けました」

修行好きの滝行ファンからは「いらないでしょ」と言われるそうですが、このシャワーのおかげで圧倒的に滝行する人が増えたそうです。

森下さん「12月、1月となると寒いですから、リピート率がすごく低かったの。でもシャワー付けたら上がった。ちょっと商売っぽいんですけど、それだけご利益を持っていっていただける方が増えたんです」

若狭「それだけ世の中が良くなるということですから。…なんで私がフォローしてるのかよくわかりませんが(笑)」

森下さん「ありがとうございます」

滝行をしたほとんどの人が「来てよかった」と言葉を残すそうです。

プロ野球でご利益

滝行のためにプロ野球選手も訪れているようです。

2021年12月には名古屋で合同自主トレを行ったベイスターズの東克樹投手が足を運んでいました。
この時は取材陣もいて、他に二人の選手とともに滝行に来ましたが、年が明けて1月にはプライベートでひとり訪れたそうです。

森下「びっくりしました。突然連絡が入りまして、もう一回やるってどういうことですか?って伺いましたら『結果がいまいちよくないので、もう一回ひとりでと』いうことでした」

滝行のおかげか、2023年の東投手は16勝を上げ最多勝。
そしてドラゴンズでは柳裕也投手も、2021年の開幕前にひとりで訪れ、最優秀防御率、最多奪三振の二冠を獲得しました。

高校野球でもご利益

実は高校野球でもご利益の実例があるそうです。
球児の父というお父さんが来ましたが、森下さんは「兵庫県の強豪校」とまでしか教えてもらえなかったそうです。

息子が頭一つ抜けることができず、なんとかレギュラーを掴ませてあげたいと代わりに滝行に挑んだそうです。
その数日後、お父さんから「3日連続でホームラン打ってレギュラーになった」と電話がかかった来たです。

森下さん「そりゃすごいなと思いました」

さすがの森下さんも驚きを隠せなかったといいます。

勝手に優勝祈願

実際にご利益も確認されている滝行。シャワーも付いてさらに参加しやすくなりました。

森下さん「私も数えきれないほどお滝に入ってますけど、やっぱりお湯は気持ちイイですよ。温泉や足湯にでも入る気で来てください」

若狭「あくまでも温泉、足湯感覚で。実際に温泉、足湯にしちゃダメですよ。…なんで私が止めるんですか(笑)」

2024年は俱利加羅不動寺の竜神堂の横にドラゴンズ必勝祈願の超特大の絵馬を設けるそうです。

森下さん「お寺としては、今後、恒例の竜神祭の中でもドラゴンズの優勝大祈願を勝手にガンガンにやっちゃおうかなと思ってます」

阪神タイガースが優勝した翌年はドラゴンズが優勝したことがありました。
2003年に阪神が優勝した後の2004年、2005年阪神優勝の後、2006年にも中日は優勝しています。さて阪神が優勝した翌年となる2024年は?

森下「辰年ですよ。これで優勝しないといつするんですかね?」

若狭「今でしょ!」

今年こそドラゴンズの昇竜ぶりに期待しましょう。
(尾関)
若狭敬一のスポ音
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2023年12月30日13時10分~抜粋

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