11月16日から19日まで、愛知県・岐阜県で世界ラリー選手権の日本ラウンド『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』が開催されます。
自身もコ・ドライバーとして参加する元SKE48のメンバーの梅本まどかさんが、11月11日放送の『若狭敬一のスポ音』(CBCラジオ)に出演しました。
聞き手は若狭敬一アナウンサーです。
元アイドル梅本まどか、レースドライバーを諦めたリアルな理由とは?
梅本さんのプロフィール
梅本まどかさんは1992年7月17日、名古屋市生まれ。2010年からSKE48に所属し、2年半、チームEのリーダーを務めました。
2016年にSKE48を卒業し、2018年からモータースポーツ、ラリー競技の国内シリーズにナビゲーター役のコ・ドライバーとして参戦しています。
2019年にはWRC世界ラリー選手権に出場できる国際Rライセンスを取得。
昨年は村田康介ドライバーと組み、WRCラリージャパンに初出場。見事完走しWC4クラスで3位、総合で27位の成績を収めました。
梅本「実は今日からラリージャパン始まってるんですよ。11月11日土曜日から搬入OKなので。
サービスパークっていうチームの拠点となるところをどう建てるか、試行錯誤してるんじゃないかな。日曜日はプライベートテストといって試走もあるんです」
大会そのものは4日間だけですが、選手や関係者にとっては1週間以上の滞在だそうです。
2016年にSKE48を卒業し、2018年からモータースポーツ、ラリー競技の国内シリーズにナビゲーター役のコ・ドライバーとして参戦しています。
2019年にはWRC世界ラリー選手権に出場できる国際Rライセンスを取得。
昨年は村田康介ドライバーと組み、WRCラリージャパンに初出場。見事完走しWC4クラスで3位、総合で27位の成績を収めました。
梅本「実は今日からラリージャパン始まってるんですよ。11月11日土曜日から搬入OKなので。
サービスパークっていうチームの拠点となるところをどう建てるか、試行錯誤してるんじゃないかな。日曜日はプライベートテストといって試走もあるんです」
大会そのものは4日間だけですが、選手や関係者にとっては1週間以上の滞在だそうです。
加入1年目の衝撃
モータースポーツという、アイドルとはまるで違う世界に足を踏み入れた梅本さんですが…
梅本「私はSKE48でなければモータースポーツにハマっていなかったんです」
SKE48は愛知県名古屋市の栄を拠点にするアイドルグループですが、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットとコラボすることが多く、二輪の「鈴鹿8時間耐久ロードレース」の前夜祭でライブをしたこともあったそうです。
梅本「最初、二輪からだったんですけど、こんなにすごい音ですごい迫力で走るモータースポーツって面白そうって衝撃を受けました」
それがSKE48加入1年目の鈴鹿8対でのこと。
早速、自動車学校へ行って自動車の免許を取得。その時はオートマ限定だったそうです。
梅本「バイク取りに行ったら、そりゃダメだと怒られちゃって。なのでアイドルを卒業してから取りました」
梅本「私はSKE48でなければモータースポーツにハマっていなかったんです」
SKE48は愛知県名古屋市の栄を拠点にするアイドルグループですが、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットとコラボすることが多く、二輪の「鈴鹿8時間耐久ロードレース」の前夜祭でライブをしたこともあったそうです。
梅本「最初、二輪からだったんですけど、こんなにすごい音ですごい迫力で走るモータースポーツって面白そうって衝撃を受けました」
それがSKE48加入1年目の鈴鹿8対でのこと。
早速、自動車学校へ行って自動車の免許を取得。その時はオートマ限定だったそうです。
梅本「バイク取りに行ったら、そりゃダメだと怒られちゃって。なのでアイドルを卒業してから取りました」
私は向いてない
アイドル時代、モータースポーツの仕事が多かったので、卒業したと同時に「乗ってみない?」と声を掛けてもらったという梅本さん。
まzy最初はサーキットで速さを競うタイムトライアルに挑戦します。。
ドライバーの気持ちが知りたいと思って乗っていたそうですが、そのうち「自分は運転するのには向いていない」と気がついたんだそうです。その理由とは?
梅本「他のスポーツって自分との闘いじゃないですか。だけどモータースポーツって、マシーンを操らないといけない。そこには巨額なお金がかかっている。ちょっとミスしただけで何十万がポーンと消えていくんです」
若狭「リアル!目の前に提示されると僕も無理」
まzy最初はサーキットで速さを競うタイムトライアルに挑戦します。。
ドライバーの気持ちが知りたいと思って乗っていたそうですが、そのうち「自分は運転するのには向いていない」と気がついたんだそうです。その理由とは?
梅本「他のスポーツって自分との闘いじゃないですか。だけどモータースポーツって、マシーンを操らないといけない。そこには巨額なお金がかかっている。ちょっとミスしただけで何十万がポーンと消えていくんです」
若狭「リアル!目の前に提示されると僕も無理」
ドライバーのすごさ
ドライバーを続けるにはスポンサーの支援が必要です。スポンサーになってくれるということは、それだけそのドライバーに魅力があるからだと梅本さんは言います。
「マシンを操る能力、走りの見せ方、さらに人格者でないと支援してくれる人はいない」と熱く語ります。
若狭「大谷翔平やメッシがいっぱいいるようなもんですね。それ無理って思ったんだ」
梅本「それは無理です(笑)」
即答する梅本さんに、爆笑する若狭。
梅本さんはレースに出ていた時も、後ろから排気音が聞こえると「早く抜いて!ぶつかりたくない」と思っていたそうです。
梅本「その時点で、あ、向いてないなって思って。早めにわかってよかったです」
「マシンを操る能力、走りの見せ方、さらに人格者でないと支援してくれる人はいない」と熱く語ります。
若狭「大谷翔平やメッシがいっぱいいるようなもんですね。それ無理って思ったんだ」
梅本「それは無理です(笑)」
即答する梅本さんに、爆笑する若狭。
梅本さんはレースに出ていた時も、後ろから排気音が聞こえると「早く抜いて!ぶつかりたくない」と思っていたそうです。
梅本「その時点で、あ、向いてないなって思って。早めにわかってよかったです」
不安だった日本戦
WRC世界ラリー選手権は1年間世界を転戦します。最後の第13戦が日本です。
梅本さんは、日本戦に際して心配事があったそうです。
梅本「今年なかなか紅葉にならなくて、えっと思ってたら、最近ちょうど良くなってきた。神社の前とかも走るんですよ。やっぱり海外の選手には日本のきれいなところを見て欲しいですからね。紅葉は大事です」
なおラリーとレースの違いについて。
レースはサーキットで一斉に走って、誰が速いかを競う競技。
一方、ラリーは公道を使って1台ずつタイムアタックをしていくという違いがあるそうです。
梅本さんは、日本戦に際して心配事があったそうです。
梅本「今年なかなか紅葉にならなくて、えっと思ってたら、最近ちょうど良くなってきた。神社の前とかも走るんですよ。やっぱり海外の選手には日本のきれいなところを見て欲しいですからね。紅葉は大事です」
なおラリーとレースの違いについて。
レースはサーキットで一斉に走って、誰が速いかを競う競技。
一方、ラリーは公道を使って1台ずつタイムアタックをしていくという違いがあるそうです。
ラリーの見どころ
ラリーでタイムアタックをする区間は「スペシャルステージ」(SS)と言って封鎖された場所や公園。
何か所かのSSでタイムアタックを繰り返し、総合のタイムを競います。
梅本「タイヤの使い方、運転の仕方、戦略、みんな違う。それに人柄までモロに出てるから面白いんですよ」
SSを見る上でのポイントを解説する梅本さん。
また、ラリーの意外な見どころが、SSから次のSSへと移動していく「リエゾン」と呼ばれる区間。
一般車に交じってラリー車が公道を走ります。世界を転戦するWRC、公道を走る時はその国の法規に従わなければいけません。
梅本「ここはめちゃくちゃ見どころだと思います。信号も守りますし、速度も守ります。しかも故障して法規に引っかかると警察に止められてリタイアせざるを得ないこともあるんです」
この後もモータースポーツの魅力を語った梅本さんでした。
(尾関)
何か所かのSSでタイムアタックを繰り返し、総合のタイムを競います。
梅本「タイヤの使い方、運転の仕方、戦略、みんな違う。それに人柄までモロに出てるから面白いんですよ」
SSを見る上でのポイントを解説する梅本さん。
また、ラリーの意外な見どころが、SSから次のSSへと移動していく「リエゾン」と呼ばれる区間。
一般車に交じってラリー車が公道を走ります。世界を転戦するWRC、公道を走る時はその国の法規に従わなければいけません。
梅本「ここはめちゃくちゃ見どころだと思います。信号も守りますし、速度も守ります。しかも故障して法規に引っかかると警察に止められてリタイアせざるを得ないこともあるんです」
この後もモータースポーツの魅力を語った梅本さんでした。
(尾関)
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