若狭敬一のスポ音

バレーボール、ウルフドッグス名古屋。山田選手のメンタル術が深い

CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、地元・中京圏のプロスポーツを応援しています。

8月19日の放送では、男子バレーボール、Vリーグ1部(V1)のチーム、ウルフドッグス名古屋の山田脩造選手にインタビューしました。

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背番号1

ウルフドッグス名古屋は、4月まで行われていたV1の2022~2023シーズンで見事優勝。その後に行われた第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会でも優勝して二冠を達成しました。
黒鷲旗では、チームに貢献した選手としてベスト6に選出されました。 

山田選手は福岡県出身の30歳。
お姉さんの影響で、小学3年生からバレーボールを始めたそうです。
強豪、福岡大学付属大濠高校から、日本体育大学に進学。大学卒業後に、当時の豊田合成トレフェルサ、現在のウルフドッグス名古屋へ入団しました。 

背番号は1番。ポジションはアウトサイドヒッターです。 

取るべくして取れた

山田選手がVリーグでの優勝について自己分析しました。 

山田選手「毎シーズン、優勝を目指して試合に臨んでるんですけど、勝つのは難しいプロの世界。常に良い状態を常にキープして、勝利率を重ねることができたのが優勝の1つの要因です」 

チームは2020~2021シーズンでは3位。2021~2022シーズンで準優勝。
今年はチーム内に、力を付けたという自信があったそうです。
山田選手は「獲るべくして獲れたという感覚だった」と語ります。 

試合に臨むメンタル

山田選手は最初からスタメンで出ることもあれば、途中から出場することもありました。
試合に臨む際に気を付けることを聞くと、メンタル面について3つ挙げました。 

ひとつは、スタメン出場でも途中出場でも、常に同じような気持ちで入っていくことを意識したこと。
もうひとつは、コートに入っているメンバーと同じ空気感に早くなること。 

山田選手「あとは求められていることを徹底すること。守りとして出たら絶対に点を取られない。得点が欲しい場面では攻める気持ちでやる。場面場面で求められることを理解する、空気を読んでプレーすることを大事にしています」 

目標はどんどん大きくなる

次のシーズンに向けての抱負を聞くと、クラブでの目標は三冠でした。

国内のバレーボールには3つの大きい大会、Vリーグ、黒鷲旗、天皇杯があります。
ウルフドッグス名古屋はVリーグと黒鷲旗で優勝して二冠。狙うは天皇杯です。 

山田選手「今回優勝したことでアジアクラブ選手権というアジアクラブの一番を決める大会があるので、そこで優勝して、世界クラブ選手権大会への出場を目指してやってます」 

アジアクラブ選手権は来年5月頃。ここで優勝すると、来年12月の世界クラブ選手権大会への出場権が得られます。これは文字通り「世界一のクラブ」を決める大会です。 

突き進んで行きます

山田選手の個人的な目標は? 

山田選手「個人としては、自分の求められていることを理解して、その場その場で合ったプレーを体現できればと思っています。」 

最後にサポーターの皆さんへ一言。 

「いつも熱い応援ありがとうございます。我々は次のシーズンも優勝を目指して突き進んで行きます。選手、サポーター一体となって優勝を目指して頑張りましょう。これからも応援よろしくお願いします」  

次のシーズンからは、ウルフドッグス名古屋から目が離せません。
(尾関)
 
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2023年08月19日13時14分~抜粋

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