若狭敬一のスポ音

バレーボールは名古屋が熱い?ウルフドッグス名古屋、進撃中

CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、地元プロスポーツを応援しています。

8月5日の放送で取り上げたのは、男子バレーボール、Vリーグ1部(V1)のチーム、ウルフドッグス名古屋。
わかさけいいちがマネージャーの重村健太さんに聞きました。

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ウルフドッグス快進撃

ウルフドッグス名古屋は、2019年に豊田合成トレフェルサからチーム名を変更しました。
現在は稲沢、一宮、清洲、小牧、名古屋の尾張・名古屋地方を活動拠点としています。 

4月に終わったV1の2022~2023シーズンで、7年ぶり2度目の優勝を決めました。
重村さん曰く、2022~2023シーズンは、かつてないほどチーム同士の実力が拮抗していたそうです。 

重村さん「どこが勝ってもおかしくないシーズンだったんですけど、レギュラーラウンドを26勝10敗というギリギリで優勝したことが自信に繋がって、ファイナルステージも、そのままの勢いで優勝できたと思います」 

成長しながら優勝へ

重村さん「7年前にも、僕は優勝を経験しているんですが、その時のことを忘れるぐらいの感動でした。
スタッフみんなで抱き合って、その後、選手みんなでわーってコートの中で喜びましたね」 

チームに実力が拮抗していて、開幕前はどこまで勝てるかは分からなかったそうです。接戦をものにしていきながら成長できたとか。

重村さん「個人もチームも成長を感じられて、最後、本当に自信に繋がったっていうのがすごく大きいですね」 

チームの底上げを実感

さらに国内三大タイトルのひとつで5月に行われた第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会でも見事に優勝。
この優勝はウルフドッグス名古屋では初めてのこと。これで二冠達成しました。 

ウルフドッグス名古屋からは高梨健太選手、小川智大選手、永露元稀選手、山崎彰都選手の4選手が、9月から始まるワールドカップの日本代表に選出されています。そのため黒鷲旗では、その4名が代表合宿で抜けた状態だったそうです。 

「そんな中、普段、出場機会が少ない選手がすごく活躍してくれて結果を出せたことっていうのは、ま、チーム全体のレベルが高いことを証明できたんではないかなと思いますね」と自信に満ちた口調の重村さんです。 

世界一のキャプテン

ウルフドッグス名古屋には、日本代表の4選手以外にも注目すべき外国人選手が2人います。 
7月に行われた、世界16か国の代表チームが戦ったネイションズリーグでは、日本は3位。優勝したのはポーランドでした。 

実はウルフドッグス名古屋のキャプテンは、ポーランド出身のバルトシュ・クレク選手。優勝したポーランドチームのキャプテンでもあります。 

重村さん「世界一のチームのキャプテンがウルフドッグス名古屋のキャプテンでもあります」 

もうひとりは中国代表選手。 

重村さん「ワン・ドンチェン(王東宸)選手が2メートル5センチの長身でブロックが得意な選手ですね」 

会場で応援しよう

ウルフドッグス名古屋は、バレーボールスクールやバレーボール体験教室も行っています。実際に選手や監督が登場するそうです。
ウルフドッグス名古屋のホームページをチェックしてみてください。 

来シーズンのVリーグ開幕は10月14日、土曜日から。稲沢駅前にある豊田合成記念体育館エントリオにて、VC長野と対戦します。 

「今シーズンは国内主党大会三冠、リーグ戦二連覇、アジアクラブカップ優勝目指して頑張りますので、ぜひ会場でチームの後押しお願いします」と語る重村さんでした。 
(尾関) 
 
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2023年08月05日13時13分~抜粋

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