若狭敬一のスポ音

とにかく明るい森下龍矢。グランパスから代表への思い

5月25日、名古屋グランパス所属の森下龍矢選手が、日本代表のメンバーに初選出されました。

6月15日に「キリンチャレンジカップ 2023」エルサルバドル代表戦(豊田スタジアム)、20日にペルー代表戦(パナソニックスタジアム吹田)の出場が決まった森下選手。

10日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に森下選手が出演し、日本代表に選出された気持ちや、グランパスの好調の要因を語りました。

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クラブ好調の原動力

森下選手は静岡県掛川市出身。おひつじ座、血液型はO型で現在26歳。
ジュビロ磐田のアカデミー出身で、ユースからトップチームに昇格することなく、明治大学に進学しました。

2020年にJリーグのサガン鳥栖に入団。プロ1年目からレギュラーとして活躍し、翌年の2021年には名古屋グランパスに完全移籍します。
ディフェンダー登録ではありますが、主に中盤のサイドハーフで活躍しています。

今季のグランパスは第17節を終わった時点で、10勝5分け2敗、リーグ2位と非常に好調。
森下選手はクラブの原動力となっています。

他人の話は大事

森下選手「1試合1試合必死で、試合を見返しても『おい俺、何してんだよ』みたいなプレーが何回もあるんですよ」

自分の課題を毎日グラウンドで潰していくのが精一杯の日々だそうですが、フォワードの永井謙佑選手と行っている居残りシュートの練習などで、着々と結果が出ているようです。
湘南戦と横浜戦で現在2得点を挙げています。

森下選手「永井大先生のおかげです。経験のある選手が、グランパスにはたくさんいるので、他人の話を聞くって本当に大事だなって、26歳にして改めて学びました」

身が引き締まる思い

森下選手は先日初めて日本代表に選ばれました。
6月15日に豊田スタジアムで行われるエルサルバドル代表との試合に出場が有力視されています。代表への思いを聞きました。

森下選手「嬉しいより身が引き締まるというか。一緒に選ばれている同級について行って追い越して行かなきゃいけないので、かなり身が引き締まっています」

実は森下選手、自身が選ばれるとは思っていなかったとか。
海外組から多く選ばれ、Jリーグからは少数と予想していたそうです。そのためJリーグから選ばれるだけのレベルに達していないと考えていたとか。

森下選手「なんとか選んでくれた。掴み取ったとも言えるかもしれません。このチャンスを絶対逃したくないですね。
だから身が引き締まっているのか、緊張してるのかわからないです」

ベースがあって代表がある

6月15日の代表戦「キリンチャレンジカップ」はグランパスのホームである豊田スタジアムで行われます。

森下選手「代表戦が豊田スタジアムで行われることに驚きもあり、嬉しさもあります。
ホームアドバンテージを活かして、自分がアピールする姿を、代表のサポーターの方だけじゃなくて、グランパスファミリーの方にも見ていただけるのはすごく嬉しく思います」

ナビスコカップ、Jリーグ、天皇杯の三冠を狙えそうなほど好調なグランパス。その要因を語りました。

森下選手「Jリーグを取る過程の中に代表がある。代表になるためにJリーグを頑張るんじゃないんだよってことを僕の中では大切にしてて。
選手全員がそう思えてるなという瞬間がピッチの上であるんです。そこはすごくやりがいがあると思います」

最後にサポーターにメッセージ。

森下選手「グランパスは、タイトルに向けて全力でプレーしてます。ぜひみなさんにも、豊田スタジアムで熱い姿を見ていただければと思います。応援よろしくお願いします」

グランパスサポーターはJリーグと日本代表戦から目が離せませんね。 
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
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2023年06月10日13時13分~抜粋

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