若狭敬一のスポ音

タイトル獲得も?名古屋グランパス好調の理由

6月3日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、サッカーJリーグJ1、名古屋グランパスについて取り上げました。

放送の時点で、2敗しかしておらず、J1の18チーム中3位と好調の名古屋グランパス。
若狭敬一アナウンサーが、名古屋グランパスの広報、田井友晶さんに好調の理由について話を伺いました。

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絶好調、名古屋グランパス

名古屋グランパスは1991年に創立した、名古屋市、豊田市、みよし市を中心とした愛知県全域をホームタウンとするチーム。
先月で開幕から30周年を迎えたJリーグに初年度から参加している10チームのうちの1つです。

「今年は長谷川健太監督が指揮を執る2年目のシーズンです。去年積み上げてきたチーム力をさらに増している」と語る田井さん。

3日時点でグランパスは15試合を戦って8勝、5つの引き分けで2敗。20得点に12失点で、得失点が8点。勝ち点29で、JリーグJ1の18チーム中で3位です。

好調の要因

田井さんによれば、好調の要因は堅い守りと点が取れる強力な攻撃陣とのこと。
守備についてはこう語ります。

田井さん「スリーバックの連携がとてもいいですね。長年連携を取っている選手たちが堅い守りをしてくれています」

ディフェンダーの森下龍矢選手は5月に日本代表に選ばれました。
ダブルボランチで攻守の要、米本拓司選手と稲垣祥選手にも注目。2人とも運動量が豊富で、試合の最後まで走りきる選手だそうです。

ダブルボランチ大活躍

米本選手と稲垣選手はいろんなところに顔を出し、ボールを奪い、奪ったボールを攻撃に繋ぐためのパスを出すことができる技術を持っている選手。

中盤でボールを奪って、相手の守備が乱れているうちに、一気に攻撃に転じます。
ボランチはポルトガル語でハンドルの意味です。
「ボランチ」の名前の通り、しっかり試合をコントロールできるこの2人の存在は大きいです。

田井さん「相手に渡ったルーズなボールとかセカンドボールを、必ず2人が回収してくれますので、波状攻撃ができることがグランパスの大きな武器になってますね」

頼もしいフォワード

フォワードの永井謙佑選手、キャスパー・ユンカー選手、マテウス・カストロ選手は、とにかくスピードが速いと言う田井さん。

田井さん「ボールを奪った後、タッチ数少なくどんどん相手のゴールに迫っていくような連携を取ってくれます」

現在8得点で、得点ランキング3位タイのデンマーク出身ユンカー選手は決定力が高い選手。ワンタッチでゴールを決めるなど、難しいシュートも簡単に見えるほどシュートが上手いそうです。

永井選手、米本選手、稲垣選手、そしてゴールキーパーのランゲラック選手など代表経験のある選手が数多くいることもグランパスのセールスポイントの1つ。

田井さん「長谷川監督の下、連携も高まり、今シーズンはリーグ戦のタイトルを獲得できる可能性を強く感じます。多くの方のご注目頂き、ご声援をいただければありがたいです」

名古屋グランパス、今期は久しぶりのタイトル獲得なるか? 
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
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2023年06月03日13時11分~抜粋

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