元中日ドラゴンズ投手で野球解説者の吉見一起さんが、3月4日放送のＣＢＣラジオ『若狭敬一のスポ音』に出演しました。
3日に行われた侍ジャパンとの壮行試合で活躍した、ドラゴンズのルーキー田中幹也選手に関する投稿から、吉見さんが田中選手について語りました。
聞き手は若狭敬一アナウンサーです。
ルーキーなのに安心感
「田中選手の守備、本当にルーキーかな？というぐらい素晴らしいプレイヤーです。開幕いけるんじゃないかと思ったのですが、この考えは素人ですか？」（Aさん）
吉見「いや、素人じゃないと思います。僕は田中選手のプレーを見てると、井端さんとダブるんですよね」
名二遊間、アライバコンビの井端弘和さんにダブるという吉見さん。ポジショニングの取り方、動き方、さらには雰囲気までも井端さんを連想させるそうです。
実は井端さんも田中選手も亜細亜大学出身。脈々と受け継がれている何かがあるのかもしれません。
吉見「野球偏差値が高そうな気がしました。中にいるだけでチームが締まるというか安心感があるというか」
吉見「いや、素人じゃないと思います。僕は田中選手のプレーを見てると、井端さんとダブるんですよね」
名二遊間、アライバコンビの井端弘和さんにダブるという吉見さん。ポジショニングの取り方、動き方、さらには雰囲気までも井端さんを連想させるそうです。
実は井端さんも田中選手も亜細亜大学出身。脈々と受け継がれている何かがあるのかもしれません。
吉見「野球偏差値が高そうな気がしました。中にいるだけでチームが締まるというか安心感があるというか」
まるで井端？
吉見さんの現役時代には、ショートに井端さん、セカンドに荒木雅博さんがいました。これはピッチャーにとって心強かったそうです。
井端さんは、打たれてもちゃんとそこにいてくれるというポジショニングが良かった印象があるとか。
このことを引退後の井端さんに伝えると、「バカ野郎、こっちも考えてんだよ」と言われたそうです。
吉見「それが大事なんですよ。これは僕にはわからない。井端さんしかわからない、荒木さんにしかわからないデータがあるわけじゃないですか」
その日の吉見さんの調子、締め方。バッターが誰かによって投げる球種。
塁上のランナーの有無、アウトの数など、何千何万というデータから、吉見さんが投げる毎に、井端さんはポジションを変えていたんだとか。
若狭「一流選手ってそういうことですよね。正解不正解だったりしても、自分なりの論拠があってプレーしている」
吉見「それを大事にすることは、僕もありましたね」
吉見さんが観た試合での田中選手は、常に動いていたそうで、そこが井端さんとダブるんだそうです。田中選手について、もう一言。
吉見「身体は大きくないですけどガッツがある。今のドラゴンズにいない選手です」
井端さんは、打たれてもちゃんとそこにいてくれるというポジショニングが良かった印象があるとか。
このことを引退後の井端さんに伝えると、「バカ野郎、こっちも考えてんだよ」と言われたそうです。
吉見「それが大事なんですよ。これは僕にはわからない。井端さんしかわからない、荒木さんにしかわからないデータがあるわけじゃないですか」
その日の吉見さんの調子、締め方。バッターが誰かによって投げる球種。
塁上のランナーの有無、アウトの数など、何千何万というデータから、吉見さんが投げる毎に、井端さんはポジションを変えていたんだとか。
若狭「一流選手ってそういうことですよね。正解不正解だったりしても、自分なりの論拠があってプレーしている」
吉見「それを大事にすることは、僕もありましたね」
吉見さんが観た試合での田中選手は、常に動いていたそうで、そこが井端さんとダブるんだそうです。田中選手について、もう一言。
吉見「身体は大きくないですけどガッツがある。今のドラゴンズにいない選手です」
あれ、ええぞ
吉見さんはキャンプで立浪和義監督とも話をしたそうです。田中選手については…。
吉見「『田中どうですか？』って聞いたら、『あれ、ええぞ』って言うてました（笑）」
立浪監督の口調を見事に真似る吉見さん。
若狭「今の似てるなあ（笑）。立浪さん言いそうだなあ」
吉見「そのまま言ってますもん。『直すとこないわ』言うてました」
守備もバッティングも直すところがない、というのが現在の立浪監督の田中選手評のようです。
吉見「僕は立浪さんの目を見て、これ使うなと思いましたね」
吉見「『田中どうですか？』って聞いたら、『あれ、ええぞ』って言うてました（笑）」
立浪監督の口調を見事に真似る吉見さん。
若狭「今の似てるなあ（笑）。立浪さん言いそうだなあ」
吉見「そのまま言ってますもん。『直すとこないわ』言うてました」
守備もバッティングも直すところがない、というのが現在の立浪監督の田中選手評のようです。
吉見「僕は立浪さんの目を見て、これ使うなと思いましたね」
二遊間、どっち？
気になるのは田中選手が二遊間のどちらを守るのかということ。
吉見さんが直接、田中選手にどちらを守りたいか尋ねたそうです。
その答えは「セカンド」でした。
理由は、セカンドの方が試合に出れる確率が高いからだそうです。
ショート、セカンド、どちらが得意かという質問にも「セカンド」という回答。
吉見「僕はショートじゃないんだと思って、びっくりしちゃって。どっちでも守れると思うんで、僕はスタメンで出てると思います」
吉見さんが直接、田中選手にどちらを守りたいか尋ねたそうです。
その答えは「セカンド」でした。
理由は、セカンドの方が試合に出れる確率が高いからだそうです。
ショート、セカンド、どちらが得意かという質問にも「セカンド」という回答。
吉見「僕はショートじゃないんだと思って、びっくりしちゃって。どっちでも守れると思うんで、僕はスタメンで出てると思います」
バランスの良い打順とは？
田中選手が井端さんとダブるということを考えると、井端さんと同じ打順の2番でしょうか。昨シーズン終わった時のドラゴンズの打順は1番大島選手、2番岡林選手でした。
吉見「そうなると、ちょっと下位が落ちるんですよね。7、8がいて、9がピッチャー。投げる方からすると、そんなに怖くない」
ピッチャー目線でオーダーを見る吉見さん。
吉見「そこに木下が7番にいて2番に田中がいると、僕ならさっきの打線よりは嫌だなと思うんです」
若狭が立浪監督に尋ねたところ「木下捕手を7番に入れたい」と答えたそうです。
木下捕手のバッティングには勝負強さがあるので、7番に置くとビッグイニングが作れるからなんだとか。
3日に行われた侍ジャパンの壮行試合、7回には4点取って、その通りのビッグイニングになりました。
ビシエド選手、アキーノ選手が歩いて満塁。6番の高橋周平選手が打って1点入り、続く木下捕手が打って2点。この日のように5、6、7番を厚めにして、2番田中選手だとバランスの良い打順になりそうです。
吉見「2番田中で、ランナーで出たら脚が速いわけですよね。警戒しながらクリーンナップを迎えなくちゃいけないというのは、ピッチャーからするとかなり不利なんですよ」
吉見一起さんの予想通り、田中選手はスタメン・2番で決まりでしょうか？開幕が楽しみです。
（尾関）
吉見「そうなると、ちょっと下位が落ちるんですよね。7、8がいて、9がピッチャー。投げる方からすると、そんなに怖くない」
ピッチャー目線でオーダーを見る吉見さん。
吉見「そこに木下が7番にいて2番に田中がいると、僕ならさっきの打線よりは嫌だなと思うんです」
若狭が立浪監督に尋ねたところ「木下捕手を7番に入れたい」と答えたそうです。
木下捕手のバッティングには勝負強さがあるので、7番に置くとビッグイニングが作れるからなんだとか。
3日に行われた侍ジャパンの壮行試合、7回には4点取って、その通りのビッグイニングになりました。
ビシエド選手、アキーノ選手が歩いて満塁。6番の高橋周平選手が打って1点入り、続く木下捕手が打って2点。この日のように5、6、7番を厚めにして、2番田中選手だとバランスの良い打順になりそうです。
吉見「2番田中で、ランナーで出たら脚が速いわけですよね。警戒しながらクリーンナップを迎えなくちゃいけないというのは、ピッチャーからするとかなり不利なんですよ」
吉見一起さんの予想通り、田中選手はスタメン・2番で決まりでしょうか？開幕が楽しみです。
（尾関）
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