強盗に関するニュースが連日報道される昨今です。
犯行の様子が明らかになるにつれ、いつ誰に狙われているか、恐怖を覚える方も多いでしょう。
2月18日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、CBCの光山雄一朗アナウンサーが最近の防犯事情について調べてみました。
侵入窃盗の被害に遭わないための最新防犯グッズと対策
55%が戸締まりに原因
警察庁のデータによると、住宅を対象とした侵入窃盗の認知件数は、令和4年では1万5692件。
1日当たり40件ほどになりますが、これでも認知件数事態は減少傾向だそうです。
窓を割られての侵入窃盗以外に、戸締まりされていないから侵入されてしまう件数も多いそう。
戸建て住宅の侵入窃盗のおよそ55%は、なんと原因が「戸締まりされていないこと」によるものだそうです。
全国的に見ると、愛知県は侵入窃盗の犯罪は高め。
愛知県住宅防犯対策協議会のホームページによると、尾張地域では建物の部品を壊して侵入するケースが多く、三河地域では戸締まりされていない窓からの侵入が多いようです。
1日当たり40件ほどになりますが、これでも認知件数事態は減少傾向だそうです。
窓を割られての侵入窃盗以外に、戸締まりされていないから侵入されてしまう件数も多いそう。
戸建て住宅の侵入窃盗のおよそ55%は、なんと原因が「戸締まりされていないこと」によるものだそうです。
全国的に見ると、愛知県は侵入窃盗の犯罪は高め。
愛知県住宅防犯対策協議会のホームページによると、尾張地域では建物の部品を壊して侵入するケースが多く、三河地域では戸締まりされていない窓からの侵入が多いようです。
防犯意識の高まり
光山は、防犯カメラを取り扱う株式会社トリニティーの代表取締役、兼松拓也社長に聞いたことを紹介しました。
防犯に対する問い合わせが、これまで1ヶ月で約300件だったものが、直近1ヶ月では600件と2倍に増えているそうです。
トリニティーの顧客は企業が主で、個人の顧客は全体の約1割だったそうです。
しかし、一連の広域強盗事件を受けて、個人の顧客が全体の3割にまで増えているとのこと。
防犯に対する問い合わせが、これまで1ヶ月で約300件だったものが、直近1ヶ月では600件と2倍に増えているそうです。
トリニティーの顧客は企業が主で、個人の顧客は全体の約1割だったそうです。
しかし、一連の広域強盗事件を受けて、個人の顧客が全体の3割にまで増えているとのこと。
進化する防犯カメラ
初期の防犯カメラは過去の映像を確認するものでした。
最近はインターネットに繋いで、スマホなどでリアルタイムで監視する使い方も増えています。
さらに最新のものはAI、人工知能を取り入れて侵入者をいち早く検知、犯罪を未然に防ぐ機能を搭載するようになっているとか。
AIで検知した侵入者の影をLINEグループに送るタイプもあるそう。
このタイプは寺の賽銭箱付近や工場の立ち入り禁止区域などで使用されるそうです。
LINEグループを使い複数人で管理できるため、現場に行ける態勢が取りやすいんだとか。
最近はインターネットに繋いで、スマホなどでリアルタイムで監視する使い方も増えています。
さらに最新のものはAI、人工知能を取り入れて侵入者をいち早く検知、犯罪を未然に防ぐ機能を搭載するようになっているとか。
AIで検知した侵入者の影をLINEグループに送るタイプもあるそう。
このタイプは寺の賽銭箱付近や工場の立ち入り禁止区域などで使用されるそうです。
LINEグループを使い複数人で管理できるため、現場に行ける態勢が取りやすいんだとか。
地域で防犯
また、自治体によっては防犯カメラ設置に補助金が出る自治体もあります。
ちなみに名古屋市は町内会などを対象に、条件はありますが、補助金を出す仕組みがあります。
町内の通りや公園などに一定間隔で防犯カメラを取り入れるなど、町全体で防犯をしていくことは犯罪を防ぐ大きな力。
警察庁のホームページにも、侵入者は近所付き合いが良くて、連帯感のある住宅街を嫌うとあるそうです。
犯人が犯行を諦めた理由は、近所の人に声をかけられたり、じろじろ見られたりしたことなんだとか。
不審者を見かけたら「何か御用ですか?」と声掛けをすることも犯罪抑止に繋がります。
ちなみに名古屋市は町内会などを対象に、条件はありますが、補助金を出す仕組みがあります。
町内の通りや公園などに一定間隔で防犯カメラを取り入れるなど、町全体で防犯をしていくことは犯罪を防ぐ大きな力。
警察庁のホームページにも、侵入者は近所付き合いが良くて、連帯感のある住宅街を嫌うとあるそうです。
犯人が犯行を諦めた理由は、近所の人に声をかけられたり、じろじろ見られたりしたことなんだとか。
不審者を見かけたら「何か御用ですか?」と声掛けをすることも犯罪抑止に繋がります。
補助錠で侵入者撃退
防犯カメラの導入で気になるのはやはり値段。
そこで簡単にできる防犯対策を兼松社長に聞いたところ、返ってきた答えは玄関の鍵にプラスして付ける補助錠。
数百円で購入できて、100均やホームセンターでも売られています。
鍵の上と下に補助錠をつけておくだけで、侵入にかかる時間は3倍になるので抑止になるそうです。
警察庁のデータによると、侵入に手間取って5分かかると、侵入者の約7割が諦め、10分かかると、ほとんどの侵入者が諦めるということです。
侵入に時間をかけさせることが、侵入されないためのポイントとなります。
そこで簡単にできる防犯対策を兼松社長に聞いたところ、返ってきた答えは玄関の鍵にプラスして付ける補助錠。
数百円で購入できて、100均やホームセンターでも売られています。
鍵の上と下に補助錠をつけておくだけで、侵入にかかる時間は3倍になるので抑止になるそうです。
警察庁のデータによると、侵入に手間取って5分かかると、侵入者の約7割が諦め、10分かかると、ほとんどの侵入者が諦めるということです。
侵入に時間をかけさせることが、侵入されないためのポイントとなります。
防犯グッズ売り上げ増
ホームセンターの防犯グッズコーナーの売れ筋は、前述の補助錠だそうですが、他には壁が振動を感知してブザーを鳴らす装置もあるそうです。
また、防犯用の砂利も売れてるんだとか。かなりの音が鳴るので、侵入者があれば気がつきます。
防犯カメラ設置をアピールするシールも売れているそうです。
ホームセンターによっては、防犯グッズの売り上げが、例年の20パーセント増のところもあるそうです。
防犯意識が高まっていると言えるでしょう。
また、防犯用の砂利も売れてるんだとか。かなりの音が鳴るので、侵入者があれば気がつきます。
防犯カメラ設置をアピールするシールも売れているそうです。
ホームセンターによっては、防犯グッズの売り上げが、例年の20パーセント増のところもあるそうです。
防犯意識が高まっていると言えるでしょう。
SNS、新聞受けに注意
さらに兼松社長に聞いた日常でできる防犯対策は、新聞受けに新聞を溜めておかないこと。そしてSNSに旅行の写真をアップしないことだそうです。
いずれも家の留守を自身で明かすことになります。
SNSに投稿するなら、旅行から帰って来てから時間差での投稿を提案する兼松社長でした。
最後に、元埼玉県警捜査一課の佐々木成三さんの話を紹介しました。
佐々木さんによると、侵入された後の対策も必要だそうです。侵入者から身を守るための部屋を作っておけば、非難してから110番通報できるとのことでした。
侵入窃盗の被害に遭わないために、まずは出来ることから。
光山雄一朗アナウンサーが、「自分で守る。地域で守る防犯」について調べてみました。
(尾関)
いずれも家の留守を自身で明かすことになります。
SNSに投稿するなら、旅行から帰って来てから時間差での投稿を提案する兼松社長でした。
最後に、元埼玉県警捜査一課の佐々木成三さんの話を紹介しました。
佐々木さんによると、侵入された後の対策も必要だそうです。侵入者から身を守るための部屋を作っておけば、非難してから110番通報できるとのことでした。
侵入窃盗の被害に遭わないために、まずは出来ることから。
光山雄一朗アナウンサーが、「自分で守る。地域で守る防犯」について調べてみました。
(尾関)
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