若狭敬一のスポ音

ダイノジ大谷ノブ彦、中日ドラフト6位・田中幹也さんと偶然出会ってしまう

音楽・映画・ドラゴンズ、世の中のありとあらゆるものを毎週熱く取り上げていくコーナー、CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』のコーナー「大谷ノブ彦のキスころ濃縮版」。


10月29日の放送では、ダイノジの大谷ノブ彦が中日ドラゴンズ・ドラフト6位、田中幹也さんとの出会いを語りました。
パーソナリティの若狭敬一アナウンサーもこの時の写真を大谷のTwitterで見たそうです。

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異色の経歴、田中幹也

中日ドラゴンズ・ドラフト6位の田中幹也選手は身長166センチと小柄。ついたニックネームが「忍者」「平成の牛若丸」。
大学1年の夏には侍ジャパンの大学代表に選出されています。

3年生の時に、潰瘍性大腸炎という国が指定している難病にかかり、大腸を全摘出。
ボールを投げるのもままならない状態から、大学4年の今年3月に復活しました。

6月に行われた全日本大学野球選手権大会では亜細亜大学が20年ぶりに優勝。
4年生の田中幹也選手はキャプテンで出場。MVPを獲得しました。
病気のこともあり体調面を考慮して、各球団はドラフトから手を引いたという流れがあったんだとか。

田中選手はリーグ通算48盗塁の俊足の持ち主。亜細亜大学OBでは元近鉄バファローズの大石大二郎さん、元阪神タイガースの赤星憲広さんという俊足の系譜を受け継いでいます。

パラスポーツの中継担当

大谷「この田中幹也さんに会っちゃったんです」

若狭「Twitterで見ました。この小さな目がピヨ~ンと飛び出ました」

10月22日、パラスポーツのイベント『スポーツ・オブ・ハート2022』が東京と大分の2会場で同時に開催されました。
これは健常者も障がい者も一緒に楽しめるイベントです。

パラリンピック競技のボッチャをしたり、車いすマラソンの車いすに乗る体験ブースなどもあったそうです。
この時、東京会場の中継を担当したのが大谷でした。

楽屋話が現実に

大谷と一緒に中継を担当したのがお笑いの佐橋大輔(ガンリキ)さん。
佐橋さんは明治大学の野球部で大谷は明治大学の一つ下で高校まで野球部。そんなこともあり、控室ではドラフトの話で盛り上がったそうです。

明治大学からプロ入りした選手の話題はもちろんのこと、大谷が注目する異色の経歴の田中幹也さんのことを話していたんだとか。

本番が始まり、ウエイトリフティングブースからの中継。筋肉隆々の亜細亜大学の学生がボランティアスタッフでいたそうです。
その中に田中幹也さんとそっくりな子が…

大谷「『田中君にそっくりだねえ』って言ったら、胸に『田中幹也』って書いてて、うわ~ってなって」

大谷は、同姓同名かと思った瞬間、「僕、田中幹也です」と言う返事。

大谷「こんな偶然ないっすよ!」

亜細亜大学4人衆

この時に、大谷がTwitterに上げた田中さんとのツーショットを見て驚いたのが若狭でした。

大谷「顔の大きさが全然違う。どっちがプロ野球選手っぽいかって言ったら、俺の方が大ベテラン。顔もデカい(笑)」

若狭「まるで野球教室に行ったベテランの感じです」

ちなみに亜細亜大学から今年のドラフトにかかったのは田中さんを含めて4人。
西武4位の青山美夏人さん、ソフトバンク5位の松本晴さん、ソフトバンク育成9位の重松凱人さん、そしてドラゴンズ6位の田中幹也さんの全員がいたそうです。

大谷「全員、ボランティアスタッフやってた」

若狭「すごいですねえ、それ」

中継そっちのけ

大谷「背は小さいけど、身体触ったら全身筋肉でびっくりした」

田中さんは、ドラフトはダメかと思っていたところ、6位で指名が来て嬉しかったそうです。

大谷「『中日ドラゴンズさんには縁を感じてます』みたいなこと言ってました。バンテリンドームに応援に行くよ~」

舞い上がった大谷は、中継は頭になし。
そこから、ずーっと田中幹也さんと話していたそうです。
挙句の果てにはディレクターから「大谷さん、中継やって下さい」と言われたそうです。

これからは田中推し

若狭「仕事をほったらかすぐらいの勢いですね」

大谷「だって、だってですよ。竜の未来がそこにいるんです」

そして大谷が感心したのは、一般の観客へのサポートをボランティアでやっていたこと。練習が一番厳しいと言われている亜細亜大学、礼儀正しくもあったそうです。

「そういう偶然があったということで、これからは田中幹也推しで行こうかなと思います」と大興奮の大谷。
田中幹也さん、来年どんな活躍をするか楽しみです。 
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
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2022年10月29日12時40分~抜粋

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