9月3日放送の『若狭敬一のスポ音』(CBCラジオ)「光山雄一朗の気になったので○○してみました」では、「防災を日常の延長に」をテーマに、同局の光山雄一朗アナウンサーが、メーカーこだわりの防災食を紹介しました。
実際にメインパーソナリティの若狭敬一アナも食べてみましたが、その感想はいかに?
在宅避難
光山「コロナ禍のご時世、避難所への避難の代わりに、家に居ながらの避難、在宅避難が呼びかけられているそうです」
地震の際、家の中でのリスクとなるのがタンスが倒れること。ベッド周りにタンスを置かないことでリスクが一つ減らせるそうです。
地震が起きると銀行やATMも閉まる可能性があるので、万が一の時にあるといいのが現金。特におつりがなく払えるように、千円札や小銭を持っておくことがオススメなんだとか。
ライフラインが復旧していない中でも、スーパーや薬局は、短時間ながら在庫分だけ販売してくれる形態をとっているそうです。
災害時に欠かせないもの
災害時でも、情報を得るために欠かせないスマートフォン。避難所などではバッテリーが必須となります。
普段コンセントで使用している充電式は停電すると使えません。そのためおすすめは乾電池式です。
また普段から服用している薬がある場合は予備も必要です。自分の家にある薬箱を改めて確認、あるいは購入しておきましょう。
さらに断水に備えてお風呂に水を溜めておくことも大切。お風呂、手洗い、食器洗い、トイレにも使えます。
複数の2リットルのペットボトルに水を溜めておくのも1つの方法です。
日頃からの防災
光山「生き延びるための備蓄が最低でも3日分。1週間分あると良いです。特に在宅避難に絞ると、日常に溶け込ませる防災意識が重要。ローリングストックの心がけが必要です」
ローリングストックとは日頃から防災食を食べて、食べたら買い足す。それを繰り返して、常に新しい防災食を備蓄しておこう、という考え方です。
光山「こう聞くと、缶詰や水を入れるだけで食べられるご飯など、わざわざ買うのが大変じゃんと思うかもしれませんが、これ日常の延長でできることなんです」
それは常温で長く保存できる食品をいつもより、ちょっと多めに買い置きしておくこと。わざわざ防災食を買わなくても、普段の延長で実践できるわけです。
好きなものをストック
このローリングストック、いわゆる防災食のみならず、普段から好きで食べているものにも活用したいところです。
シュークリームなどは常温で長く保存できませんが、煎餅は常温で長く保存できます。
ビスケットやインスタントラーメンなど、家族の好きなものを少し多めに買っておいて、なくなったら買い足せばローリングストックになります。
野菜ジュース、フルーツジュース、スポーツドリンクなどの飲み物も栄養補完ができて便利です。
いつもよりも、1.5~2倍多くストックしておくと、日常の中での危機管理に繋がります。
防災食の多彩なメニュー
光山「もちろん防災食として売られているものを買って、ローリングストックしている人もいます。いまの傾向としては、有名メーカーが続々参入しているんですよ」
2011年の東日本大震災をきっかけに、様々なメーカーが非常食の開発に力を入れ始め、ここ数年でラインナップが急増したそうです。
例えば吉野家の牛丼が缶詰になっていたり、カレーハウスCoCo壱番屋監修の缶詰があったり、ギンビスのビスケットのたべっ子どうぶつ、小池屋のカラムーチョなどお菓子も保存用のものが売られています。
普段食べ慣れているメーカーであれば、好きなタイミングで食べて買い足しておきたいものです。
美味しい防災食
最後に光山も食べたという、CoCo壱番屋監修「さばカレー缶詰」を若狭が実食。
直径5センチ、高さ3センチぐらいの普通のさば缶のサイズ。国産さば使用です。早速開けてみると…。
若狭「うわ~、めちゃめちゃカレーの香りがする。ゴロゴロッとしたのがサバ?」
かなり肉厚なサバが入ってます。紙皿に取り出すと、肉厚なサバに、カレーのルーがかかっている状態。
今の防災食は、メーカーがこだわって作っているので、長期保存出来て多彩なだけでなく、美味しいのが特徴。
万一の時は、不安や体調を崩すことで、食が進まないこともあるので、食欲をそそることは重要です。
若狭「うまいねえ~。ちょっとピリ辛」
光山「後から程よくピリッとした辛みがくるでしょ?」
若狭「サバとカレーってこんなに合うんだ。美味い!」
「このように、日頃から日常に落とし込んで防災の意識を高めていったらいかがでしょうか?」と、食べ続ける若狭を横目に、コーナーを締めくくる光山雄一朗アナウンサーでした。
(尾関)
若狭敬一のスポ音
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2022年09月03日13時11分~抜粋