若狭敬一のスポ音

森繫和が激白!落合監督の次は立浪監督だった?

元中日ドラゴンズ監督の森繫和さんが、3月12日放送の『若狭敬一のスポ音』に出演しました。

リスナーの質問に丁寧に答えていく森さんですが、そんな中で若狭敬一アナウンサーも初めて聞く、立浪監督に関する発言がありました。

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二桁勝利に期待

「小笠原投手、今シーズン、ここまでどう見ていますか?そしてどんな活躍を期待しますか?」(Aさん)

森「今年は、ピッチャーの中では、小笠原を一番期待しています。
順番的にそうかなと思ってるだけですが、去年のことがかなり自信になったんだと思います」

昨年、小笠原慎之介投手は、大野雄大投手、柳裕也投手とともに、先発の3本柱として活躍。シーズンを通してローテーションに入っていました。自身初の規定投球回数にも達しています。

森「喋っても明るいし、すごく楽しそうに練習してるしね。それが、投げたくてしょうがないというところがチラッと見えてきました」

去年から、打ち取り方を覚えてきて、投げる楽しみがちょっとは出てきたのかな?と推測する森さん。

森「大野がやり、柳がやり、その次のピッチャーも二桁いかないとね。3人での計算が出来るようになると、立浪監督はもっと楽になると思います」

小笠原投手、去年は8勝でした。今年は二桁に期待です。
 

投手陣は余裕あり?

「鈴木博志投手や岡田投手、リリーフのイメージが強かったんですが先発転向です。彼らの先発での適正はどう見ていますか?」(Bさん)

森「先発の適性がいいのか?中がいいのか?っていうよりも、結局、後ろ(リリーフ)で結果が出なかったってことでしょ?みんな、そういう経験をしてますよ」

リリーフ陣は、すでに名の売れている投手もいて余裕があり、その中で、また違う人も使ってみたいという意味では、先発から転向させるのもアリだと指摘する森さん。
右肩痛で開幕一軍は絶望と報道されている祖父江投手については…。

森「祖父江にしても福にしても、多少きついとこでは投げてきてますから、そういうことはあります。
でも、その代わりになる人たちが出てきてくれているんで、やりくりは十分できるんではないかと思います」

投手陣については、全体的にかなり信用している様子の森さんでした。
 

森さんと立浪監督の接点

「選手、そしてコーチとしても接していた立浪新監督の現役時代、選手としての印象はいかがでしたか?」(Cさん)

森「我々がコーチとして名古屋に来てからは、そんなに現役でバリバリやってる時では、もうないんですよね」

森さんが落合監督の要請でドラゴンズのコーチに就任したのは2004年。
立浪監督、現役時代の晩年と言えば晩年でした。
立浪監督は2006年後半から代打の切り札となり、2009年シーズン終了後引退しました。

立浪監督の現役時代の印象はあまりないようですが、この後、森さんから意外な言葉が。
 

オーナーの口から

森「いま監督ですが、我々が来た時は『次期監督』と言われて、私も落合監督もそうやって接してましたから」

若狭「え?もうすでにあの時から?
次期って言うのは、落合博満の次という意味で認識でいらっしゃったってことですか?」

森「私たちはね」

若狭「ええっ?そうだったんですね」

森「そうやって聞きましたもん。オーナーの口から。はっきり」

若狭「最後の最後に、とんでもない事実を」

森「それが、すぐ次かはわかりませんよ。次期監督だからコーチとしてやってた時期があったってことです。その後は何があったかわかりませんけど」

確かに立浪監督は引退する前年、2008年はコーチ兼任でした。
しかし、2011年で落合監督が引退した後、「立浪監督」になることはありませんでした。

落合監督の後は、高木守道さん、谷繫元信さん、そして森さん、与田剛さんと続き、立浪監督誕生まで10年の月日を要しました。
 

立浪ドラゴンズへの期待

立浪監督についてこう語る森さん。

森「我々と一緒にやった人たちがコーチに残って、監督になってるんですから、その人たちに期待しないわけがないです。
本当にきついでしょうけども、1シーズン、身体を壊さない程度に頑張って下さい」

森さんと一緒に戦ったドラゴンズの選手だけでなく、森さんが日本ハムファイターズのピッチングコーチ時代に現役だった、片岡篤史さん、中村豊さんも二軍の監督、外野守備走塁コーチとして就任しています。
 

ファンへのメッセージ

森「ファンはバックアップ、応援だけしてやってください。
優勝しろとか、そういう事じゃなくて選手を温かい目で見てやってください。それがファンです。

見に来たくなかったらテレビで応援してやってください。それで物足りなくなったら球場に来て応援してやってください。
絶対、テレビだけでは物足りなくなりますから。そうなるようなゲームをしてくれますよ」

ファンへのメッセージの中に、立浪監督への期待感がひしひしと伝わってくる森繁和さんの言葉でした。 
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
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2022年03月12日16時00分~抜粋

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