12月11日、中日ドラゴンズの福谷浩司投手がＣＢＣラジオ『若狭敬一のスポ音』に出演しました。
リスナーの質問に答える形で今年を振り返り、来年の目標を語る福谷選手。その目標に若狭敬一アナウンサーが思わず質問をぶつけます。
打球を足に受ける
「骨折の箇所はもう大丈夫ですか？」（Aさん）
福谷「見事、近本君の打球を足で受けました。先日病院行ってきて、もう心配ないんじゃないって言う声を頂いたので大丈夫だと思います」
8月31日の阪神戦。3回に近本選手の打球が当たり、右足親指を骨折しました。
福谷「当たった瞬間はめちゃめちゃ痛かったんですけど、ピンチをなんとか抑えなきゃっていうのがあったんで、もっと痛くなったのは終わってからですね」
3回に当って、5回の途中まで20～30球は投げたそうです。今はすっかり大丈夫ということで一安心です。
福谷「見事、近本君の打球を足で受けました。先日病院行ってきて、もう心配ないんじゃないって言う声を頂いたので大丈夫だと思います」
8月31日の阪神戦。3回に近本選手の打球が当たり、右足親指を骨折しました。
福谷「当たった瞬間はめちゃめちゃ痛かったんですけど、ピンチをなんとか抑えなきゃっていうのがあったんで、もっと痛くなったのは終わってからですね」
3回に当って、5回の途中まで20～30球は投げたそうです。今はすっかり大丈夫ということで一安心です。
僕はクリス
「福谷投手はカープにいたジョンソン投手と似ている、とネットで話題になったことがありますが、言われたことはありますか？」（Bさん）
福谷「よく言われます。今年引退された遠藤一星さんからも『クリス、クリス』と呼ばれていました」
登録名のジョンソンではなく、クリス・ジョンソンのクリスの方で呼んでいたのは、こだわりがあったのでしょうか。
福谷投手、だいたい似ていると言われるのは外国人だそうです。
福谷「よく言われます。今年引退された遠藤一星さんからも『クリス、クリス』と呼ばれていました」
登録名のジョンソンではなく、クリス・ジョンソンのクリスの方で呼んでいたのは、こだわりがあったのでしょうか。
福谷投手、だいたい似ていると言われるのは外国人だそうです。
今年の漢字は？
「今年を振り返って、漢字一文字で表すと何でしょうか？」（Cさん）
福谷「『学』（まなび）です。本当にいろんな経験させてもらって、最後、怪我で終わって。
怪我してからも、いろんなことを学ぶ毎日です。今年は凄かったですね」
「開幕投手という経験から学んだことはありますか？」（Dさん）
福谷「投げる前、ルーティンみたいなものがありますけど、あれが通用しない時が結構あるんですよ」
福谷投手は今年の開幕投手でした。例えば開幕のゲームではセレモニーがあったりします。その時は照明が暗転するのでキャッチボールができなかったそうです。
福谷「そういう時でも自分のベストパフォーマンスを出せるように調整するにはどうするか？を初めて考えさせられました。
これは経験しないとちょっとわからないことかもしれない」
福谷「『学』（まなび）です。本当にいろんな経験させてもらって、最後、怪我で終わって。
怪我してからも、いろんなことを学ぶ毎日です。今年は凄かったですね」
「開幕投手という経験から学んだことはありますか？」（Dさん）
福谷「投げる前、ルーティンみたいなものがありますけど、あれが通用しない時が結構あるんですよ」
福谷投手は今年の開幕投手でした。例えば開幕のゲームではセレモニーがあったりします。その時は照明が暗転するのでキャッチボールができなかったそうです。
福谷「そういう時でも自分のベストパフォーマンスを出せるように調整するにはどうするか？を初めて考えさせられました。
これは経験しないとちょっとわからないことかもしれない」
開幕投手はいつ告げられた？
「いつどこで、誰から、どんな言葉で開幕投手を告げられたのか？差し障りのない範囲で教えてください」（Eさん）
福谷「正式に言われたのは、ナゴヤドームで監督室に呼んで頂いて、与田さん、阿波野さん、伊藤さんがいる中で『今年の開幕は福谷でいく』って言って頂きました」
オープン戦で名古屋に帰って来ていた時だそうです。その時の気持ちは？
福谷「オープン戦の結果も出てなかったので、僕でいいんですか？って話もしましたけど、それと同時に嬉しかったし、1日でも早く調子を上げないとっていう気持ちになりました」
福谷「正式に言われたのは、ナゴヤドームで監督室に呼んで頂いて、与田さん、阿波野さん、伊藤さんがいる中で『今年の開幕は福谷でいく』って言って頂きました」
オープン戦で名古屋に帰って来ていた時だそうです。その時の気持ちは？
福谷「オープン戦の結果も出てなかったので、僕でいいんですか？って話もしましたけど、それと同時に嬉しかったし、1日でも早く調子を上げないとっていう気持ちになりました」
目標がかえって仇に
「今シーズンは18試合に登板し、5勝10敗。防御率が4.53。去年は14試合8勝2敗。防御率が2.64。今年と去年、何が違うのか？自己分析をお願いします」（Fさん）
福谷「去年はコロナで、いつ始まるかわからない状況で、調整もひったくれもなかった状態で始まりました。
今年は開幕からローテーションで回ることを前提に考えてました。それが一番の違いでしたね」
今年の一字は『学』（まなび）。
開幕前、ローテーションの一角を担うつもりで始めた調整によって学んだものは？
福谷「この時期って『来年どんなことを目標にしますか？』ってよく聞いて頂けるんですけど、一番の学びは目標に囚われたらアカンなあっていうことです」
去年のこの時期、「来年は怪我せずに一年回りたい」とずっと言っていたそうです。
今年に入ってキャンプも終盤。調子が出ない時があったそうです。理由の一つが、「怪我をせずに一年回りたい」という目標だったんだとか。
「怪我をしない」という目標を立てたため、逆に「怪我」を考えて守りに入ってしまったそうで、「怪我」という意識が頭の中にずっと残ってしまったのも目標設定の難しさだそうです。
福谷「去年はコロナで、いつ始まるかわからない状況で、調整もひったくれもなかった状態で始まりました。
今年は開幕からローテーションで回ることを前提に考えてました。それが一番の違いでしたね」
今年の一字は『学』（まなび）。
開幕前、ローテーションの一角を担うつもりで始めた調整によって学んだものは？
福谷「この時期って『来年どんなことを目標にしますか？』ってよく聞いて頂けるんですけど、一番の学びは目標に囚われたらアカンなあっていうことです」
去年のこの時期、「来年は怪我せずに一年回りたい」とずっと言っていたそうです。
今年に入ってキャンプも終盤。調子が出ない時があったそうです。理由の一つが、「怪我をせずに一年回りたい」という目標だったんだとか。
「怪我をしない」という目標を立てたため、逆に「怪我」を考えて守りに入ってしまったそうで、「怪我」という意識が頭の中にずっと残ってしまったのも目標設定の難しさだそうです。
のめり込む
福谷「今は目標なしっていうよりは、持つけれどっていう感じ。どういう言葉を使うのか？怪我っていう言葉を入れている時点で、怪我のことで頭がいっぱいになっちゃう。
じゃあ何て言えばよかったかとか、そういう言い換えも、この1年間すごく考えていました」
現時点での目標を敢えて言うと？
福谷「今の目標と言われたら、のめり込むことに集中するっていう言い方をしてます」
のめり込むとは、時間を忘れるほど何かをすること。常にそのことで頭がいっぱいになれるようなことだそうです。
福谷「はじめから『来年開幕ローテ狙います』とか『防御率を狙います』とかじゃなくて、遠回りでもいいんです。
今日どうする？明日どうする？というように、毎日をより良く過ごすことが今はしっくりきてます」
今、福谷投手がのめり込んでいることは身体の使い方だそうです。来年、それがどう結実するのか楽しみです。
（尾関）
じゃあ何て言えばよかったかとか、そういう言い換えも、この1年間すごく考えていました」
現時点での目標を敢えて言うと？
福谷「今の目標と言われたら、のめり込むことに集中するっていう言い方をしてます」
のめり込むとは、時間を忘れるほど何かをすること。常にそのことで頭がいっぱいになれるようなことだそうです。
福谷「はじめから『来年開幕ローテ狙います』とか『防御率を狙います』とかじゃなくて、遠回りでもいいんです。
今日どうする？明日どうする？というように、毎日をより良く過ごすことが今はしっくりきてます」
今、福谷投手がのめり込んでいることは身体の使い方だそうです。来年、それがどう結実するのか楽しみです。
（尾関）
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