若狭敬一のスポ音

スポーツライター小林信也、日本の獲得メダル数は96個と予想?

スポーツライターの小林信也さんが7月24日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に電話出演しました。

開催中の東京五輪で日本が獲得できるメダルは?
そして五輪開催に対する批判についても、若狭敬一アナウンサーが尋ねます。

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TOKYO2020、メダル何個?

まず日本が獲得するメダル数を尋ねられた小林さん。

小林「金メダル37個。銀メダル15個。銅メダル44個。合わせると96個になっちゃってるんですけど。リオの時が41個ですから倍増以上ですね」

小林さんは当初30個ぐらいだと予想していたそうですが、この1週間でもう1回見直したところ、この数字に。

小林「一つ一つ、これまでの実績や今の状況を、できる限り分析した結果なので、全然希望的な数ではないんですよ。これだけ取っても不思議じゃないと思います」
 

新種目に注目

予想の根拠を解説していく小林さん。
柔道、バドミントン、水泳、レスリングがメダル獲得の期待ができるそうです。また、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンといった新しい種目では日本が強いんだとか。

スケートボードの男子ストリート、堀米雄斗選手。スポーツクライミング男子の楢崎智亜選手。サーフィンの男子、五十嵐カノア選手の名前を挙げました。

いずれも国際大会で優勝を重ねている選手。万全な調子で戦えれば金メダルは射程内だそうです。
 

美人が立ちはだかる

小林「スポーツクライミング女子の野口啓代選手も、本当は金メダル候補にあげたいんですけども、敢えて銀メダルと予想してるのは、強い選手がいるんですよ」

立ちはだかるのは、スロベニアのヤンヤ・ガンブレット選手。
ネットの「美女アスリートベスト7」のようなランキングに登場する美形だそうです。

小林「この方がすごく強いんです。日本の野口、野中生萌で銀銅はあると思うんですけど、金メダルの獲得には大きな壁になっていると思います」

野口選手、野中選手、壁を越えられるか?
 

TOKYO2020への期待

五輪を機に、改めてスポーツの面白さを実感しているという小林さん。

小林「いろんな問題はありますけれども、スポーツが僕らに与えてくれるエネルギーは、この厳しい状況を乗り越えていくための大切な活力なんじゃないかと思います。

多くの人たちは結果を出すために頑張ってるんだろうと思われてると思うんですけど、あのレベルの人たちって自分のためだけじゃないんですよ」

オリンピアにまでなった人たちは、お金や名誉ではなく、自分がパフォーマンスを見せることで、他の人に与えられるものがある、そういう使命感と喜びを持ってスポーツにかけている、と持論を展開しました。

小林「口で言うと理屈っぽくなるんですけど、そういうエネルギーがこのオリンピックを通して日本にもう1回注がれた時に、どんな日本になるかな?って期待しますね」
 

スポーツが支えてくれる

昨年コロナ禍となって、開催に対する議論が日に日に強くなってしまったTOKYO2020。
ワイドショーなどで、スポーツライターとして小林さんが弁護する場面も見られました。

小林「オリンピックが批判のやり玉に挙げられてすごく悲しい。不要不急の時に、こんなことやってる場合じゃないよって、そこまでおっしゃるけど、そうじゃないんですよ。

どんな状況でもスポーツが僕らを支えてくれる、そんなことが自然に思い出される17日間になって欲しい。

見る人が元気になって、こんな状況だけど自分に何ができるかな?とか、そんな風に変わればいいと思いますね」

東日本大震災後の楽天の嶋選手の「見せましょう、野球の底力を」と言ったことが思い出されます。アスリートの皆さんの活躍に期待しましょう。 
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
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2021年07月24日15時51分~抜粋

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