若狭敬一のスポ音

あの厳しい専門誌が評価を上げた今季の中日ドラゴンズ。優勝への決め手は?

3月26日に開幕したプロ野球中日ドラゴンズは広島との開幕戦を制しました。

翌27日の『若狭敬一のスポ音』(CBCラジオ)では、ダイノジの大谷ノブ彦と若狭敬一アナウンサーが、今年の中日ドラゴンズについて熱く語りました。

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EからBへ、ありがとう

大谷「週刊ベースボール、B判定ありがとうございます」

野球専門週刊誌『週刊ベースボール』で毎年行われるシーズン前の球団別戦力分析。
中日に対して厳しい評価で知られており、与田政権誕生の時には、まさかのE判定でした。

大谷「この時は12球団唯一のE判定。何か恨みでもあるんですか?」
若狭「大学受験の模試なら、絶対志望校を変えなきゃいけないやつです」

「宿敵週刊ベースボール」と言いながらも、毎週購読している大谷。ずっと正当な評価をと訴え続けたことが実ったのか、今年はめでたくB判定と格上げになりました。
ちなみにA判定は巨人と阪神。B判定が中日と広島。C判定がDeNAとヤクルトです。

大谷「E判定は今年はないです。E判定にすると地方から怒る人が出てるってわかったんじゃないかしら」
若狭「そうよ」

なぜかお姉言葉になる二人でした。
 

巨人、阪神に勝つために

昨年の中日は巨人に10勝12敗2分け。阪神には10勝14敗。一番負け越してるのは阪神戦でした。

今年の開幕で当たった広島にも10勝13敗と負け越し。DeNAには15勝9敗、ヤクルトには15勝7敗と、この2チームにはかなり良い成績を残しました。

『週刊ベースボール』ではA判定の評価で、大方の評論家の意見でも1位か2位と予想される巨人、阪神との戦い方が鍵と主張する大谷。

大谷「ここをいかに5割に持って行くかだと思います。巨人戦、阪神戦の戦い方は1点差の試合を完全に掴み取るしかないと思います」
 

1点を取りにいくためには

今年の試合は特別ルールによる9回打ち切り。引き分けが相当増えることが予想されます。

1982年にドラゴンズが優勝した時は、勝ち数が64。2位の巨人が66。3位の阪神は65でした。しかし引き分けが多く、勝率で優勝しました。

大谷「今回の中日の野球にも追い風が吹いてるんですよ。というのも、投手は終盤までは結構がっちりしている。なので、本当に1点を取りにいくこと」

去年のセ・リーグのチーム打撃成績では、中日は4位でした。

大谷「チャンスは作れている。なのですべきことは盗塁、フォアボール、とにかくこれを増やす。開幕メンバーを見たら、みんな走れる人ばっかり」

今年の一軍メンバーを見ると、脚を重視していることがよくわかります。
 

優勝の鍵は高松

大谷「今回、オープン戦ではリーグ最多の盗塁数を中日は成功させています。成功率も6割ぐらい。その中でも高松は盗塁4つ。高松が初球とか2球目から走れば優勝です」

優勝の鍵を握っているのは高松渡選手と見ているようです。

大谷「去年70本塁打がいきなり100本塁打にはならないっすよ。ガーバーも遅れてるし。だけど、盗塁が増せば、絶対に変わっていくって、オープン戦を見てわかります」

大谷が懸念したのが、京田選手、根尾選手の盗塁数が共に1ということ。
シーズンでは盗塁数を増やして欲しいと期待します。

大谷「ドラゴンズは今年、果敢に挑戦すると思います。失敗してもファンが動揺してはいけない。失敗しても仕掛けていけば、じわじわ他の5球団に効いてきます。今年はこれをポイントとして見ていきたいと思います」
 

生鮮食品の使い方

今年のプロ野球は9回で打ち切りのため、総力戦になります。そのためには入れ替えのための人材がどれだけいるか。
そして、その使い方が重要になりそうです。

大谷「首脳陣が決断する、そのスピードの速さが一番大事なことだと思うんです。積極的に選手の入れ替えをして欲しいですね」

例えば若手の大砲候補の石垣雅海選手。調子が良ければすぐ上げる。
一軍で一回使ってダメならすぐ下ろす。どんどん入れ替えをしていくべきだと言います。

若狭「若手は特に生鮮食品ですから、いい時に棚に並べて、売って食べてもらわないと」
大谷「鮮度の一番良い状態で出すのが与田シェフの腕の見せどころです」

与田監督をシェフに見立てた大谷ノブ彦。与田シェフが若手を使ってどんな試合を見せてくれるのでしょうか?盗塁数にも注目です。 
(尾関)
 
若狭敬一のスポ音
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2021年03月27日12時39分~抜粋

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