若狭敬一のスポ音

大谷ノブ彦、全編名古屋ロケの映画『イチロー』を企画!?

先月11日公開の映画『イエスタデイ』(ダニー・ボイル監督)を観てきたというダイノジの大谷ノブ彦。

11月9日放送の『若狭敬一のスポ音』「大谷ノブ彦のキスころ濃縮版」では、その大谷が若狭敬一アナウンサーと、もし自分だけしか○○を知らない世界にタイムワープしたら?と盛り上がりました。

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映画『イエスタデイ』の内容

『イエスタデイ』は、『スラムドッグミリオネア』『トレインスポッティング』などの話題作を撮ったイギリスのダニー・ボイルの監督作品。

主人公は売れないシンガーソングライター。恋愛関係になりきれずにいる幼馴染の女の子だけが彼の支援者です。

世界が12秒だけ停電した時、主人公は交通事故に遭います。ベッドの上で目が覚めて、看病に来ている女の子に、ビートルズの「イエスタデイ」をギターでつまびくと、「何?その素敵な曲」という反応。

事故に遭った停電の12秒後の世界では、主人公以外はビートルズを知らない世界になっていたのです。
売れなかった主人公が、ビートルズの曲によって世界を席巻するスターになっていきます。

その反面、幼馴染みの女の子とは距離が離れ、自分が発表しているのは本来ビートルズの曲…
悩み始める主人公が、最後にとる行動とは…

日本版『イエスタデイ』を考える

大谷「この映画の設定、〇〇を自分しか知らない世界。日本版でやるとしたら、どんな設定にすれば日本独自の面白いものになるんだろう?って、みんなでしゃべったことがあるんですよ」

ビートルズのように運命が変わってしまうほどの存在。
映画でも小説でもありですが、一発屋では運命は変わりません。発明とか先駆者でないと運命までは変わりません。その日本版となると、誰になるのでしょうか?

大谷が仲間内と話した中で出てきたのが、サザンオールスターズの桑田佳祐さん、矢沢永吉さん、ブルーハーツなど。芸人ではダウンタウンの名が挙がったといいます。

ダウンタウンになりたい

若狭「お笑いもありだと思うんですよ。こどもの頃、ダウンタウンが出てきた時、衝撃がありましたもん。めちゃくちゃゆっくりとしたテンポの漫才」

幼い頃、毎週土曜日の昼下がりに『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)を見ていた若狭アナ。何週も勝ち抜く、このダウンタウンって何者なんだろう?と魅了されたそうです。

若狭「クイズ番組ネタっていうのがあって、これが松本さんの絶妙な間で繰り広げられる。なりたいのはダウンタウンかな」

大谷「こうやって、みんなで言い合ってて盛り上がるんですよ」

なぜ「ロッキーのテーマ」を延々と

大谷が仲間内で話していた時に、映画『ジョーズ』のテーマや、『ロッキー』のテーマを自分が作曲するのもいい、という意見もあったそうです。

大谷によれば「ロッキーのテーマ」だけが延々と流れる有線のチャンネルがあったそうです。しかし誰が使っているのかわからないためか、途中で打ち切りになったそうです。すると…。

大谷「あるところから、めちゃめちゃ抗議が来たんですって。これ、どこだと思います?」
若狭「ロッキーで盛り上がるようなとこ…プロレスなどが行われる会場の人?」
大谷「違います。正解はパチンコ屋さんなんです」

店側には玉を出す時間帯があって、その時に「ロッキーのテーマ」を流すと「玉が出てる感」もあり、お客さんに好評なんだそうです。
曲を流すのを止めた後も、同じ割合で玉を出していましたが、音楽が変わってからは、お客さんから「出てない!」とクレームが入ったとか。

大谷「つまり、『ロッキーのテーマ』という音楽のイメージに、人は引っ張られてたんです。それで抗議があって、もう一回、チャンネルが復活したそうです」

全編名古屋ロケ!映画『イチロー』

話題は再び『イエスタデイ』へ。

大谷「野球に関わるタイムワープもので、僕が提案したいのが、『イチロー』っていうタイトルで、イチローをドラフトにかける時のスカウトと会う話。どうですか?」

イチローというプロ野球の歴史上に残る選手を、バッターとして評価したのは、当時オリックスバファローズだけ。
中日ドラゴンズはピッチャーとしか見てなかったので、ドラフトにかけませんでした。

大谷「スカウトの人と会って『この選手をいま取らなきゃ!』って。しかもバッターとして全てのプロ野球の歴史を変えますよ。
『いやいや、ピッチャーじゃないか』『バッターなんです!』って。『ピッチャーだろ?』『バッターです!』…前半40分ずっとこれ。
スカウトのところまで辿り着いて、どうやって説得するか?」

若狭「それでピッチャーとしても活躍しちゃったりするんだよね。『でも違うんだ、バッターだ』と」

大谷「愛工大名電の鈴木一郎は、後にカタカナのイチローになって、バッターの記録を塗り替えるんだって。全編名古屋ロケ」

若狭「やりましょう。愛工大名電でやりましょう!豊山バッティングセンターも借りましょう!!」

大谷「で、中日に入れるんです。これ絶対、愛知では特大ヒットですよ」

ウニ、ウニ、トロ。ウニ、ウニ、トロ。

若狭「大リーガーの先駆者である野茂英雄さんを高校時代から獲っちゃうのもあり。コントロールもあっち行ったり、こっち行ったりでしたけど、社会人に行かせずに取っちゃう」

若狭「取るなら今ですよ。お寿司奢っときましょう。ウニしか食わないけど」
大谷「そうなんだ。野茂さんってウニが好きなんだ?」
若狭「ウニ、ウニ、トロ。ウニ、ウニ、トロ。野茂、もっといっぱいあるぞと勧めても、やっぱり…」
二人「ウニ、ウニ、トロ。ウニ、ウニ、トロ」

野茂さんのウニ好きは、元近鉄監督の佐々木恭介さんから教えてもらったそうです。

大谷「野茂さんはボールも…ストレート、ストレート、フォーク」
二人「ストレート、ストレート、フォーク。ストレート、ストレート、フォーク。ウニ、ウニ、トロ」

この後も他愛もないif、もしもの話で盛り上がるふたりでした。 
(尾関)
若狭敬一のスポ音
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2019年11月09日14時06分~抜粋

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