若狭敬一のスポ音

中日・柳投手、2回持たず連打炎上!リスナーから愛のムチ

プロ野球は交流戦に入りました。
そんな6月1日の日本ハム×中日戦(札幌ドーム)では、ドラゴンズの柳裕也投手が2回もたず、連打を浴びてマウンドを降りました。

6月2日『若狭敬一のスポ音』には、柳投手に対しリスナーから厳しい意見が寄せられました。
若狭敬一アナが柳投手のピッチングについても語りました。

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ひとつの守備で大きく変わる

この1週間の中日の戦績は3勝3敗。通算では51試合、23勝27敗1分け、借金4、セ・リーグの5位です。

6月1日の金曜日、札幌ドームで行われた日本ハム×中日1回戦は、13対2という大差で敗れたドラゴンズ。
柳投手は2回に連打を浴びました。これについて語る若狭アナ。

「打たれた球が、いったんは福田選手のグラブに入ったんですがポロッと落ちた。そこからピンチが拡大して連打を浴びてしまいました。やっぱり、ひとつの守備というのは大きいなと思いましたね」

柳投手への厳しい意見

リスナーからはこのような意見が。

「最近は若手投手、調子悪いですね」(Aさん)

「昨日は中日ベンチお得意の強制送還はなかったようですね。さすがに今回柳投手は登録抹消でしょうね」(Bさん)

「昨日ノックアウトされた柳投手。前から思っていたんですが、球が遅くてコントロールが悪くて三振の取れる球種もない。これでは大変失礼ですが敗戦処理のピッチャーが先発しているのと同じじゃないですか」(Cさん)

厳しい意見が続きます。

柳投手への鋭い意見

1日のCBCラジオ『ドラゴンズナイター』で解説をしていたのは岩本勉さん。
1989年にドラフト2位で日本ハムファイターズへ入団。2006年に引退して野球解説者として活動しています。

この岩本さんが柳投手のピッチングについて語ったことへのおたよりです。

「解説の"ガンちゃん"こと岩本さんが『ピッチングが慎重すぎる』と言っていました。柳投手は、もしかしたらお手本としている吉見投手の背中を追ってストライクゾーン、ギリギリを狙いすぎているのではと思ってしまいました。

柳投手本来のピッチングスタイルって、吉見投手と似て非なるものだと思うのですがどうでしょうか?吉見投手がストライクゾーンの左右。柳投手はストライクゾーンの高低で攻めるピッチングスタイルだと思っています」(Fさん)

これには一言「鋭い!」と若狭。

柳投手の投球スタイルは?

今シーズンは広島を除く11球団が、トラックマン(高性能弾道測定器)というハイテク機器を導入しました。
これによってピッチャーが投げる球の回転数、回転軸や、バッターが打球を捉える時のバットの角度など、様々な数字が出てきます。

特筆すべきはホップ率。ボールの回転軸がちゃんとしていて、回転数が高いと、実際には物理的にボールはホップしていない(上がっていない)のに、ホップするかのように見える、そんな割合も出るそうです。

鈴木博志投手曰く、「回転軸の一番美しい投手は柳先輩なんです」。

「したがって、柳投手のピッチングスタイルは、四隅を突く精密なコントロールで押さえるよりも、本来、高低。特にまっすぐでホップさせて、内野ゴロではなくフライアウトを取るピッチングスタイルなのかもしれません」

このように柳投手を分析する若狭アナ 。
柳投手への様々な意見は、柳投手への期待の表れでしょう。先週は鬼門では勝ち越しましたが、交流戦に入って不甲斐ない試合が見られました。今週の戦いには期待しましょう。
(尾関)
若狭敬一のスポ音
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2018年06月02日12時31分~抜粋

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