若狭敬一のスポ音

オジサン必見!若い子と会話で盛り上がれるアーティスト教えます

この4月から土曜お昼に引越しした『若狭敬一のスポ音』。スポーツの「スポ」に音楽の「音」で『スポ音』。
中日ドラゴンズを中心にしたスポーツの話題と、音楽盛りだくさんでお送りします。
「柳沢彩美のハッピーミュージック」のコーナーでは洋楽大好きCBCアナウンサー柳沢彩美が、自分のお気に入りの洋楽を紹介したり「曲は分かるけどタイトルやグループ名が分からない」というリスナーの疑問に答えるコーナーです。

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エド・シーラン、知らん?


今回、柳沢アナが紹介したのは2014年「thinking out loud」をヒットさせたエド・シーラン
しかし若狭アナの反応は、「エドはるみは分かるが、エド・シーランは知らん」。
こんなキレのないギャグも想定内として話を進める柳沢アナ。

それもそのはず、エド・シーランを選んだのは、そんなオジサンのためだったからです。
「エド・シーランを覚えたら今の若い子と音楽を語れます」とオススメする柳沢アナでした。

知らんで済まないエド・シーラン


エド・シーランは1991年、イギリス生まれの男性で現在26歳。2011年にデビューして、すぐにトップスターへの階段を登りつめます。2014年には「世界で最も多くのセールスをその年に記録した男性ソロアーティスト」という称号を獲得します。
彼の新曲は全米のトップ3にも必ず入ります。しかもトップ10には一週のみならず、もう一か月、二か月ずっとなんです。それぐらい、出せば売れるという、今が旬の、売れっ子の男性アーティスト。

長期間ランクインし続けるというのは、旬というだけでなく、実際、いい曲だからなんでしょうね。エド・シーランの曲の中でも「thinking out loud」は「世界で一番売れた男性ソロアーティスト」として表彰され、さらにグラミー賞の年間最優秀楽曲賞を受賞している曲です。

「thinking out loud」は「考え事を、思わず口に出して言っちゃった」という意味のラブソング。「きっと僕は70歳になっても君のことを20歳の時と同じように愛してるだろうね」そんなことをポロッと言っちゃった、という内容。いつまでも変わらない愛の形・気持ちをストレートに言うのではなく「あ、思わず、僕の考えてること、今、つぶやいちゃったな」という風にまとめた曲です。ストレートに告白されるよりかっこいいですよね。

若狭アナが思わず口に出してしまったのは「エド・シーラン、知らん」とい下手なダジャレ。対してエド・シーランの場合は愛の言葉。大違いです。

シーラン、実は苦労人


デビューしてからは絵にかいたようなサクセスストーリーを歩んだエド・シーランですが、デビューする前は苦労しています。
イギリスの田舎町に生まれた彼は、小さな頃から聖歌隊に入ったり、もらったギターで作曲をしたりと本格的に音楽に接していました。

16歳頃からロンドンでライブ活動を始めるのですが、とにかくお金がありません。生活費を削るためになにしようか?住んでる家を売ってしまおう、ということで家を売ってホームレス生活。ギター一本でいろんなライブハウスを回ります。寝るところは友達の家やファンの家。その日の宿が決まらない時には、路上で寝たりもしていました。

柳沢流エド・シーランの覚え方


そんな地道なライブ活動しているとアメリカから声がかかります。まだ人気も安定していない時に、アメリカ行きを決断。そして成功するわけですが、ここで柳沢アナ、ギター一本でアメリカに渡る姿は「まさにギター侍」と表現。当然、若狭アナの頭に浮かぶのはギター侍・波田陽区。アメリカに渡って成功したのは漫談がうまかったからではありません。

とにかくエド・シーランを覚えておけば、おじさんも若い子と盛り上がれるという柳沢アナ。
万一、エド・シーランを忘れたら「エド・シーラン→エド(江戸)→侍→ギター侍」こう思い出してください、と提言。

「彼はいわばイギリス版『ギター侍』です。波田陽区ではなく、エドという名前と生き方をセットで覚えてほしいので、私なりの解釈を今回つけました」という柳沢アナですが。しかし、これ、若狭アナの「エド・シーラン、知らん」のダジャレと同レベルでは?しかもギター侍が流行ったのは2004年。もう12年以上前。

オジサンに教えているつもりの柳沢アナ、実は意外と「オb…」。おっと、危うく「thinking out loud」になるところでした。 「ギター侍」という言葉さえ出さなければ、オジサンも若い子と盛り上がれると思います。
(尾関)
若狭敬一のスポ音
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2017年04月01日13時16分~抜粋

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