戸井康成の木曜スクラッパー

iPhone欲しさのあまり…セキュリティワイヤーを噛み切った女性

8月、中国・福建省福州市のアップルストアから同社スマートフォン「iPhone14 Plus」を盗んだ女性が逮捕されました。

その手口ですが、なんと盗難防止のため本体に繋がれたセキュリティワイヤーを歯で噛み切ったというもの。

10月20日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』では、戸井康成とアシスタント小林美鈴が、この事件について語り合います。

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ワイヤーを手で引っこ抜こうとするも…

店内の監視カメラの映像によると、逮捕された女はiPhoneの盗難防止用のワイヤーを引き抜こうとするも苦戦。
悩んだ女性は、セキュリティワイヤーを自分の歯で噛み切ろうと試みて成功します。

盗んだiPhoneを持ち帰ろうとしましたが、自宅前で警察に逮捕されました。
iPhone14 Plusは現地では約14万円ほどで販売されていたそうです。 

リスナーからは「結局犯行の30分後に警察に引き渡されたとのことですが、改めて中国は想像よりも斜め上を行くニュースが多いな、と感じました」とのコメントがありました。

戸井「なんせ防犯カメラの映像もあるんでしょ?実際この女が噛みちぎろうとしている動画が」

「中国 iPhone14 ワイヤー」で検索すると、件の動画が観られると戸井。

戸井「最初は手で引っこ抜こうと一生懸命やってるんですよ。仕方ないから歯でやっちゃえ、ということに」

昔は開けにくい物が多かった?

それにしても、強固なワイヤーを噛み切れるとは、相当歯の丈夫な女性だったのでしょう。

戸井「なんでも歯でやる人って、昔おったことない?」

小林「あーそうかも」

かつてはポテトチップスの袋など開けにくい物が今より多かった、と振り返る戸井。

戸井「今は丁寧になってるけど。丁寧に切り口があったり」

小林「簡単」

戸井「どちらからでも開けられたり。昔のポテチとか開けにくかったから!」

昔の海外のビスケットの袋は、開けようとしてもどこからも開けられず、母親が歯で開けてくれていたそうです。

未だに開けづらい?魚肉ソーセージ

開けにくい食品として小林が挙げたのは「ウインナーとか」。

特に魚肉ソーセージのパッケージは、今でもなかなか手で開けにくい食品の代表格。
未だに歯で開けるという小林に対し、前歯が欠けるリスクを考えると絶対噛みちぎりたくないと譲らない戸井。

戸井「ネタにはなるけども…世の中で2番目に嫌いな歯医者に行かなあかんっていうのがね」

また80年代頃「ビール瓶のフタを歯で開けるのが男前」という文化があり、大学の後輩がやっていたそうです。

戸井「その後輩からビールをつがれても、あまり美味しそうに感じないっていうね」

小林「唇、ついてそうですよね」

今回の中国の女性は「新しいものを買おうとしたけど手が出なかった」と犯行の動機を省みています。

女性はおそらく、私生活でもなんでも噛み切ろうとしていたのだろうと戸井は推測。
ゆで卵も殻ごと食べ、噛めないフランスパンもかじり、ハロウィンのカボチャも冷凍のまま食べ、やすりで歯を磨き、ビーバー並みと言われている…と思い切り茶化す戸井でした。
(nachtm)
 
戸井康成の木曜スクラッパー
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2023年10月20日21時17分~抜粋

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