北海道札幌市で帰宅途中の女子高校生3人がリュックを突然引っ張られ、高齢の男性からダジャレを浴びせられるという奇妙な事件が発生しました。
戸井康成と小林美鈴がこの珍事件について語り合います。
2月10日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』より。
帰宅途中に突然引っ張られ…
北海道文化放送などによれば、2月3日午後7時20分ごろ、札幌市北区の路上で札幌北高校の女子高校生3人が帰宅途中、突然70代ほどの男性に背負っていたリュックをそのまま引っ張られました。
男性は「おじさんのつまらないダジャレ聞いて」などと声をかけたあと、「北高から来た子?」とダジャレのような文言を言い放ち、そのまま立ち去ったとのこと。
幸い高校生たちにケガはなかったものの、警察は、不審者を目撃した際には安全な場所に避難し、すぐに110番通報するように呼びかけています。
戸井「はい出ましたよ、ポスト"カッパに似とろ!?"おじさん(5月29日放送の『戸井康成の別冊スクラッパー』で紹介)。
昨年の"長芋"おじさん(12月16日放送の『戸井康成の金曜スクラッパー』で紹介)も強烈だったけども、ここへきて手強いキャラが登場しました。"俺のダジャレ聞いて"おじさん」
小林「ね~、びっくり!」
リスナーからはこんなコメントが。
「肝心のダジャレはとっても寒いダジャレ。言い残して逃走したとのことですが、この男は何がやりたかったのか!?しかし、このニュース聞いて思い出したのは、"カッパに似とろ?"おじさんと同じ男の路線ではないかと感じました」(Aさん)
戸井「正解。同じジャンルに分類されますよね」
「ただでさえ極寒の北海道。たまったもんじゃないですね!」(Bさん)
「『北高から来た子?』は全国の北高生に使えて便利なダジャレですね。このおじさんには札幌市北区にちなんで『北区から帰宅』のダジャレも使ってほしいところです」(Cさん)
極寒の北海道をさらに寒くする?
改めて「北海道は珍ニュースの宝庫」と戸井。
ただ、このおじさんは「つまらないダジャレ」であることを自覚しています。
小林「『つまらない』と言うところにポイントがあると」
なかなか自分からマイナス要素を出せるもんじゃない、それも70代ともなると、長く生きてきただけに、高齢者特有のプライドが出てしまうものだと戸井は指摘します。
小林「長いこと生きてきたから」
「謙虚さだけは褒めてあげたい」と語る戸井ですが、その動機はまるで不明です。
戸井「女子高生とかを捕まえて、笑ってほしかったってこと?」
小林「なのかなぁ…それとも本当に、ただただ聞いてほしかったのかな、純粋に」
何かリアクションが欲しかったのでは、と推し量る小林。
戸井「3日3晩考えていた渾身のダジャレかもしれないよ?」
小林「これが?」
戸井「言ってあげるな」
ダジャレは頭の体操によい?
そのために3日間、北高の生徒が来るのを待ち伏せしていたのかも、と戸井。
それも西高ではなく、北高の生徒に伝えることに意義があったといいます。
おじさんへの戸井のアドバイスとしては、文化センターなどで高齢者を集めてダジャレ教室を開くこと。
ダジャレは頭の体操になるので、高校生に声をかけてわざわざ警察沙汰になるより、文化センターでお金を集めてやった方が身になると提案。
小林「友達できそうだし」
戸井「それで孫とかに服買ってあげればよいのに」
小林「優しい~」
ここぞとばかり「孫にも衣装」「老いては子に下着買え」と、ことわざのダジャレを連発する戸井でした。
ただ、ケガがなかったからよかったものの、「リュックを引っ張る」という行為は、シャレでは済みません。
(nachtm)
戸井康成の木曜スクラッパー
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2023年02月10日21時15分~抜粋