インドのある村で毒蛇のコブラに腕を噛まれた少年が、なんと噛みつき返してコブラを逆にやっつけるという、耳を疑うような事件が発生しました。
11月11日放送の『戸井康成の金曜スクラッパー』(CBCラジオ)では、戸井康成とアシスタント小林美鈴がこの珍事について語りました。
コブラに噛みつき返す少年
地元メディア「ニュー・インディアン・エクスプレス」が伝えたところによると、10月31日にインドで少年がコブラに襲いかかられるという事件が発生。
腕を噛まれた少年は痛みと戦いながら、なかなか離れないコブラに2回噛みつき返したところ、コブラは少年から落ち、死んでいったという信じられないようなニュースでした。
戸井「思わず二度見するようなニュースですけれども」
小林「本当にそう!」
戸井「少年がコブラを噛み殺した、ということですからね」
インドの人里離れた村で、ある少年が姉の家の裏庭で遊んでいたところ、突然コブラが少年の手に巻きつき、噛まれてしまいました。
少年は猛烈に手を振ったものの、コブラはガッチリとその牙を少年の腕に食い込ませており、なかなか手を離れてくれません。このままでは命にかかわります。
”コブラvs. 少年”を実況中継!
そこで少年はイチかバチかの反撃に出ました。 噛まれていない方の腕でコブラをつかみ、あろうことか思い切り噛みつき返したのです。
窮地に立たされた少年が本能的に呼応したと戸井。
突然、プロレスさながら"コブラvs.少年"の実況中継を繰り広げます。
戸井「猛毒をほしいままに操るコブラだ!毒蝮三太夫も尻尾を巻いて逃げると言われる猛毒界の王者!いきなり少年の腕に巻きついた!まさに"コブラ"ツイスト!どうですか?解説の小林さん」
小林「芸術的ですね」
戸井「伝家の宝刀、噛みつき殺法に出た!どうですか?小林さん」
小林「これはもしかしたら毒がないかもしれないので、見ておきましょう」
あくまで冷静に返す小林。
戸井「なんと噛みついた!掟破りの逆噛みつきだ!アントニオ猪木とスタン・ハンセンの逆ラリアットを彷彿とさせる。なんという攻撃だ!…みたいな?」
小林「長いよ~」
ついていけなくなった小林は「満足してくれてよかった」と優しい眼差しを向けます。
戸井「1回やってみたかった、こういうの」
コブラは本気じゃなかった?
もう一度噛みついたところで少年の腕から落下したコブラ。 噛まれて死んだので、少年が「完全KO勝利」を収めたと戸井。
噛まれた少年にはすぐに血清がうたれ、大事には至らなかったようです。
実は毒が注入されてはおらず、"ドライバイト"でした。
"ドライバイト"とは「人に咬みついても毒を注入しない現象」のこと。
獲物に対して毒を出すコブラですが、相手を怖がらせる威嚇や警告で噛みつく"ドライバイト"の場合、無駄遣いを防ぐために毒を出さないそうです。
コブラにとっては遊びのエキシビションマッチだが、少年の方はガチンコのリアルファイトだったとこの一戦を分析する戸井。
"コブラvs.マングースvs.少年"で全国を回ってほしいと締めくくりました。
(nachtm)
戸井康成の木曜スクラッパー
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2022年11月11日21時18分~抜粋