戸井康成の木曜スクラッパー

ゴミ処理場で職員が車のミラーを叩き壊し逮捕!その意外な凶器とは?

熊本県天草市でクリーンセンターの職員の男が、車のサイドミラーを叩き壊し、捕まる事件が発生しました。
犯行の際に使用されたのは、なんと餅など穀物をつくのに使う杵(きね)。

そもそも職員はどうして杵を持っていたのしょうか?
戸井康成とアシスタント小林美鈴が杵を持っていた理由について迷推理を繰り広げます。

9月25日放送のCBCラジオ『戸井康成の別冊スクラッパー』より。

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やっちまったなぁ!

熊本日日新聞社などによると、9月17日の土曜日、ごみの分別を巡り口論となり、ごみを捨てに来た男性の車を杵で叩いたとして、熊本県天草市のクリーンセンターの職員の男が逮捕されました。

クリーンセンターの男は、ごみを捨てに来た自営業の46歳の男性とごみの分別を巡って口論に。
立ち去った男性の車を自らの車で探して後ろから追突し、センターから持ってきた杵でサイドミラーを叩き壊しました。

男性に怪我はありませんでしたが、男は「腹が立ったのでやった」と容疑を認めています。

リスナーからこのニュースに「叩き壊された男性は『なに~やっちまったなぁ!』と叫んだのでは?」とコメント。

戸井「それはクールポコなのよ」
小林「男は黙って」

早速、熊本弁を披露する戸井に「やっちまったなぁ!」と返す小林。
しかも鹿児島弁の間違いだったようです。

どうして餅つき用の杵を?

「それにしても怖い男だ」と呟く戸井。
杵を持って追いかけてくるなんて、さながら『ターミネーター2』のようだと言います。

戸井「昔、個室のトイレで”カーミネーカー”もいたなぁ」
小林「ひどいですね(笑)。ピンチですけど、それ」

それにしても、男はどうして数ある凶器の中から、わざわざ餅つき用の杵を選んだのでしょうか?

クリーンセンターとはごみの処分場のこと。
杵がゴミとして処分されていなかったため、おそらく数日前に運び込まれたのではないか、と推測する戸井。

謎の老夫婦のやりとり

今回の凶器として使われた杵、どんな人がどんな理由で持ち込んだのでしょうか?
この謎を巡り、二人は寸劇で解説。

戸井「今年は餅つきすんの、やめとこか?」
小林「そうねぇ、おじいさん。わしたちはもう力がないから」
戸井「孫もコロナ、コロナでなかなか里帰りしてくれんからの」
小林「そしたらこんなんやめて、二人で世界旅行とか行こうか?」
戸井「だったら杵も臼も、もういらんね、捨てようかね?」
小林「うん!」

要するに、今まで餅つきをしていた老夫婦が、孫が来ないから処分したのでは?というのが
戸井の勝手な推測です。

佐賀に残る風習「餅すすり」

ところで、同じ九州の佐賀県には”餅すすり”という独特の文化が残っていると戸井。

小林「餅をすするんですか!?」
戸井「危険極まりない風習が今でもあって」
小林「のどに詰まりそうですけど…」

信じられない様子の小林ですが、そのような風習が未だに残っているそう。
自ら喉に詰まらせる?くらいの勢いで、お湯で柔らかくした餅を噛まずにすすると戸井。

小林「すごいな…」
戸井「しかも一般の人は見るだけで参加できない。やれるのは保存会の皆さんだけ。特殊な訓練を受けた人なんです」
小林「何のために?楽しいのかな」

実際の映像を観た戸井はヒヤヒヤしてしまったそうです。光景が目に浮かびますね。

戸井「それにしてもこの男は…ごみの分別は得意なようですけど、物事の分別はできなかったと」

綺麗にまとまったオチをつける戸井でした。

『戸井康成の別冊スクラッパー』は、架空の情報サイト「スクラッパー」編集長 戸井康成が、今週の気になるニュースや、リスナーの事件を集め、スクラップして、そのネタを面白おかしくお送りする週末情報バラエティーです。 
(nachtm)
 
戸井康成の木曜スクラッパー
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2022年09月25日20時49分~抜粋

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