戸井康成の金曜スクラッパー

衝撃!あの「体育座り」に内蔵圧迫のリスクがあった!?

体育の授業で多くの人が経験したであろう「体育座り」ですが、最近取りやめる学校があるそうです。

なんと身体に悪影響をもたらす、という意外な理由。
「腰を痛める」「背中が丸まる」だけでなく「内蔵が圧迫される」という指摘もあるとか。

話題の「体育座り」について、戸井康成と小林美鈴がトークを展開します。
5月15日放送のCBCラジオ『戸井康成の別冊スクラッパー』から。

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身体によくない「体育座り」

山陰中央新報などによれば、体育の授業や集会でおなじみの体育座りは、実は世界でも日本でしか見られない珍しい座り方だとか。

内蔵を圧迫し坐骨の痛みが出るなど、教育関係者や医療関係者から「身体に悪影響が多い」との指摘があることがわかりました。
このため、最近は集会時の座り方を見直す学校が出ているとのことです。

リスナーからもこのような意見が。

「中高時代の私も、集会時の体育座りでヒップが悲鳴を上げていました」(Aさん)

誰しも不快感や痛みに耐えながら姿勢を保った経験があるでしょう。
”身体に良い”ことから「体育座り」の呼び名がついているのかと思いきや全く逆。

現在はパイプ椅子の導入が一部学校で始まっているそうです。

戸井「これは前々から問題になっていて、身体に良くない、腰痛めるとか、背中も丸まるし。日本だけの座り方って言われてますけど」

呼び名はいろいろ

ところで「体育座り」という呼び名に違和感を覚える方もいるのでは?

実は「体育座り」の呼び方は地域によってさまざま。
戸井が調べたところでは、「体操座り」「お兄さん座り」「三角座り」「おやま座り」など呼び名がいろいろあるそうです。

小林「”お兄さん座り”が”体育座り”でした」

足を斜めにする”お姉さん座り”の対義語として、そう呼んでいたそうです。
発祥は不明ですが、全国的に広まったのは、1965年(昭和40年)に文部省(当時)が学習指導要領の補足として発行した『集団行動指導の手びき』への記載がきっかけだとか。

お尻が痛くなった学生時代の記憶を思い出した様子の戸井。

戸井「何よりお尻が痛くなるっていう!キュートなお尻だと、床に骨がゴリゴリと」

小林「まぁでもなりますね。なります」

あらゆる姿勢の中でとりわけ苦手だったと振り返る小林。

小林「もう本当にやりたくなかったですね」

体育の授業にふさわしい座り方は?

体育の授業では、先生が注意しても静かにできなかった理由を、戸井が振り返ります。

戸井「今から思うとお尻が痛いから、なかなか静かにできない」

解決策がパイプ椅子となりつつあるようですが、これはこれで椅子を出す準備に5分ほど時間がかかるのが難点だとか。

”体育座り”の代わりとして、どんな座り方がふさわしいのでしょうか?
ここで、前述の”お姉さん座り”の話題を振る戸井。

戸井「あれは女子は平気だけど。男子は骨盤の関係か、意外と斜めに座るのって痛いのよ」

小林「マーメイド的な感じでね」

戸井「”マーメイド座り”にしときましょうか?”アリエル座り”は男子は苦手」

正座をすると立ち上がれず、かといって、あぐらもできず、”ホスト座り”も微妙。

戸井「レゴブロックがちょっとずつズレていくみたいのは…」

膝の上にひとりずつ座るのを提案した戸井ですが、「男女が交互に座るのは問題」と小林に却下されました。
(nachtm)
 
戸井康成の金曜スクラッパー
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2022年05月15日20時49分~抜粋

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