戸井康成の金曜スクラッパー

遠くない未来に約4割が一人暮らしに、変化するのは食習慣?

最近の人口動向調査の結果によれば、このまま独身者の比率が増えていくと、20年後には世帯の4割が一人暮らしになってしまうとか。

将来の暮らしの変化について戸井康成とアシスタント小林美鈴が語っていきます。
1月7日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』から。

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一人暮らし世帯が増える?

今回戸井がピックアップしたのは「男性でもっとも短命なのは未婚の人」というニュース。
高齢化が深刻化している近年、生涯未婚の人が増え、死別や離別を含めた独身者の比率が上昇しているそうです。

2018年の人口動態調査から「未婚で男女によって死亡年齢に顕著な違い」が見られ「男は未婚、女性は配偶者ありが最も短命」だとか。

女性の方が平均寿命が長いことを考えれば性差は当然の結果ともいえますが、このニュースに対し、戸井は「申し訳ないです」と謝罪。
謝罪のワケは正月早々こんな話題だからのようで、50半ばになる戸井としてはどうしてもスクラップしたかったと釈明します。

戸井「2040年には日本の人口の半分ほどが独身者で占められ、世帯の4割が一人暮らしになる見通しとのことで。
これ、独身研究家の方が発表したようでございますけれども。20年後なんてもっと先って思いますけど、スグですからね」

小林「そうですね」

歳をとるにつれ、月日が経つのが早くなる不思議。
2040年は先のように見えて、あっという間に訪れそうです。
 

食生活などの生活習慣が差に

現在よりも多くの一人暮らし世帯で溢れる”未来のカタチ”がみえてくるこの調査。

調査によると、未婚者の死亡年齢の平均値は66歳、離婚した人は72歳、配偶者のいる人は80歳。
そして一番長生きなのが「死別した人の86歳」という結果に着目する戸井。

死別はたいがい高齢夫婦に起こるのでこれも当然といえそうですが、「長年連れ添った人との悲しい別れを経て、長生きが出来る」と解釈を見出します。

戸井「これは旦那の分も生きなきゃ~とかね。『カミさんの思いをちゃんと胸に秘めて頑張って俺は一人で生きていくよ』っていう美しい話…だと信じたい」

小林「信じたい!そういうことなんだと思う!」

専門的な見解によると、「一人暮らしの男性は糖尿病や高血圧、心疾患のケースが多い」という医学的事実があるのだとか。

一人で生活している男性は自身の健康管理がどうしても疎かになりがちなため、生活習慣の影響が大きい傾向に。
特に食生活が外食メインとなりやすいことを「未婚と既婚で差が出る」理由とみているようです。

小林「一人暮らしの男性は食事あんまりね、健康に気を使わないイメージがありますね」

戸井「確かに好き勝手やってるイメージがありますけどね」
 

罪悪感は”調味料”?

ここで、意外な話題が飛び出します。

七草粥を食べる季節の習慣が知られている1月7日。
そんな時でも一人暮らしの男性は「七草粥にエビチリをかけて食べてそう」だと戸井。

戸井「ラードかけまくるみたいな」
小林「あっはっは(笑)」

とはいえ、妻のいる男性すべてが健康管理をきちんとされているわけではないだろうと、戸井から鋭い指摘が。
かく言う戸井自身も、奥様に隠れてカップヌードルをつい開けてしまうことがあると明かします。

小林「いや~美味いですね!」

戸井「隠れて食うから美味いのかな?」

小林「罪悪感がね(笑)調味料になるんですよ」

罪悪感をスパイスに食べるカップラーメン…。
確かに美味しいとは思いますが、旦那さんの日々の食卓と健康を守る奥様の存在はとても大きいものでしょう。

「長生きするには食の管理が大切」という鉄則を再認識させる今回のニュース。
あくまでひとつの調査結果ですが、この機会にふだんの何気ない習慣を見直してみるのも良いかもしれませんね。
(nachtm)
 
戸井康成の金曜スクラッパー
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2022年01月07日20時37分~抜粋

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