2017年6月10日(土)

きゃりーぱみゅぱみゅファンの淫行事件 第二公判傍聴レポ

北野誠のズバリ / レポート

6/6、東京地裁で森川和城被告人に対する第二回公判が行われました。

去年の8月、被告人は鹿児島県鹿児島市内のホテルで、15歳の少女にわいせつな行為をした、というもの。
被害少女とは、きゃりーぱみゅぱみゅのライブ会場で知り合い、ラインを教え合ってやり取りするようになったそうです。

俺ひとりでお伝えするしかない!

大川興業の裁判傍聴芸人、阿曽山大噴火が傍聴したこの裁判についてレポートします。

本題に入る前に北野誠が「この名前、覚えてるな。一回何かやったな」
すると阿曽山大噴火は「ちょうど1ヶ月前なんですけども、森川被告人の初公判の話をしたんですよ」と言います。

初公判で争われた事件について。
森川被告は歌手きゃりーぱみゅぱみゅのファンの間では有名な中心的人物。その立場を利用して、ファンである13歳の女子中学生と池袋のホテルで淫行した、と実名報道されたのです。

阿曽山は「その話をしたんですけども、いっさい他のメディアが報じない。だったらもう、第二回公判も俺ひとりだけでお伝えするしかない」と熱く語り始めました。

森川被告、余罪ありで追起訴

森川被告には余罪があり、6/6の第二回公判で追起訴があったそうです。
その鹿児島での事件について。

調べに対して、今回の被害少女は「被告人はファンの間では有名人で、断るとちゅんせさん(ちゅんせ。被告人がネット上で名乗っている名前)が怒ってツイッターに悪口を書くかもしれないので会うことにした。嫌々だったけど、言うことを聞けばすぐ終わる、と言われたので応じた」と述べています。

初公判の池袋における被害女性も、被告人を怒らせるとファン活動がやりにくくなるので応じたそうです。
「初公判の被害者も、今回と似たようなことを言ってるんです。直接的ではないけど脅してる感じです」と阿曽山大噴火は言います。

目当ての子をリストアップしていた

ファン同士の活動をとりまとめていたという森川被告。きゃりーぱみゅぱみゅという歌手の性質上、未成年の少女と多く知り合っていたようです。

調べに対して森川被告は「全国に知り合いがいて、可愛いなと思う女の子をリストにして、会った時にわいせつ行為かセックスができないかと講じていた」と答えています。

これを聞いた北野は「こいつ、思ったまま答えてるなあ」とボソリ。

11年前にも同様の事件

「被告人質問ですが、普通だったら(被告人の)家族とかが情状証人でやってくるんですが、誰もいないんです。いきなり被告人質問です」とやや興奮気味の阿曽山大噴火。

情状証人とは、被告人の人間性を裁判官に訴える人。普通は家族や友人が刑の減軽を目的として情状証人で出てくれます。それが今回は家族さえいません。その理由がどんどん明らかになっていきます。

弁護人が、被告のファン活動の内容を聞いた後、次の衝撃的な質問をしました。
「あなたは11年前の2006年に、同種の事件で裁判を受けて、執行猶予つきの判決を受けてますね?」

北野「え?そうなんや」
阿曽山「そうなんです。まったく同じような前科があったんです」

その時は「二度としません」と言ったそうですが、森川被告は懲りていません。
なんで今回、やってしまったのか、という問いに「仕事を辞めて、自堕落な生活をしている中で、過去の自分を正当化してしまいました」と答えます。

「もう過去のことはいいじゃないか、みたいな感じになってしまった、と」言う阿曽山大噴火。
これでは、何でもありになってしまいます。

さらに「ファン卒業ということでSNSも止めるとは言ってるんですけど、未だにツイッターとインスタグラムのアカウントは残ってるんですよ。弁護人に頼んで削除してもらえばいいのに、被告人も弁護人も甘いんですよね。未だに残ってますから」
強い口調で訴える阿曽山大噴火です。

ライブへ行くのはナンパ目的

検察官からの「被害少女は二人とも、断ることができないという認識はなかったのか?」という質問に、こんな風に答える森川被告。

「私は今まで女性を何人も誘って来て、何人にも断られていたので、断る子は断るんだなと思っていました」

ちょっとライブで会って可愛いなと思ったら遊ぼうと声をかけていたそうです。

「ライブに行くのが、ライブを見る目的なのかナンパする目的なのかよく分かんない人なんですよね」と呆れる阿曽山大噴火。

ツイッターで公言。謎理論で武装

検察官の「応じた人も何人かいたわけでしょ?それは無理やりじゃないんですか?」の問いに、被告人の答えは「実は私は自分のツイッターで女好きだと公言していたので、広くみんなの中で、それは分かっていたことなので、ついてきた時点でOKなんだと思ってました」でした。

北野、思わず「ええ?ツイッターで女好きって書いてたら楽やなあ」と言います。
阿曽山大噴火は「公言ってなんなんだ。知らねえよ」と突っ込み。もうよくわかりません。

ツイッターで公言理論その2

最後は裁判官から「二十歳以上も年の離れた女子中学生が、何であなたの求めに応じてくれると思ってたんですか」と質問。
裁判官はちょっと怒っていたそうです。

それに対する被告人の答え。

「ライブのいい席のチケットが取れるとか、ファンの間で立場が上がるとか、そういうのを求めてる。期待してる女性もいましたけど、そんなことで近寄ってくる女の子は嫌いだと、私はツイッターで公言していたので(応じてくれると思っていた)」

「なんやねんそれ!全部ツイッターで言えば大丈夫やってことか?」と声が大きくなる北野。
阿曽山大噴火は「わかんないんですよ」と言葉もありません。

謝罪してない理由にも呆れる

被告人は、謝罪も示談交渉もしていませんでした。
その理由が「どうやって態度を示したらいいのかわからないので」でした。

「謝罪文も送ってないのは、けっこう珍しいパターンなんです。示談はお金がなければやらないですけども。手紙くらい送れるのにそれもやってない」という阿曽山大噴火。

呆れた裁判官に「方法はたくさんあるのに、敢えてやらないで刑事処分の責任を全うするということですね」と言われると、被告人は戸惑って慌てたそうです。
先に書いた情状証人がいないのも、納得できるような気がします。

ひとしきりレポートを聞いた北野、「女の子も、ついついファンクラブで力持ってると思っちゃうんだろうね。中学生ぐらいだとどの大人を信じていいのかわからないし」と犯行の背景を分析。

「似たような泣き寝入りしている被害少女がたくさんいそうです。こういうのは、ちゃんと事件だけでなく裁判も報道することで再犯の防止になると思うんですけど。なんで俺がこんなに必死にならなければいけないの!」
最後に熱く語る阿曽山大噴火でした。
(尾関)

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