レポドラ日記

国産のバナナが放つバナナ本来の味

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フィリピン産などの外国産が多いバナナですが

愛知県田原市にあるマルフクファームでは

 

只今国産のバナナを生産

来月からの出荷に向けて

準備が進められているんです

 

 

 

マルフクファームの

福井 武悦さんにインタビュー

マルフクファームは

チンゲンサイや青ネギ、えごま葉などの

野菜を生産されています

 

ジャングルのようなバナナ農園

 

なぜ国産バナナを作ろうと思ったのでしょうか

 

 

農業の未来の発展のため

 

「今は今度の農業のために農業をしているんです」

と語る福井さん

 

多方面で徐々に苦しくなっていると感じる農業界で

一つの光を見出そうと注目したのがバナナ

 

果物の中で一番消費されるものがバナナと感じ

マルフクファームにフィリピン出身の農業研修生が

いたことなどが生産を始めたきっかけです

 

また海外ではバナナの病気が蔓延しており

良好なバナナが減っている為

バナナの単価が上がっているそうです

 

安心、安全な国産バナナを

作ってみようという、と決意した福井さん

 

 

なぜ日本産は少ない?

 

そもそもなぜ日本産のバナナは少ないのか

 

バナナは、通常バナナベルト地帯でないと作れない作物で

日本のような四季では、低温下で育たないそうです

 

田原市でなど南国以外の地域で育てようとすれば

暖房器具が必要になります

 

逆に言えば暖房器具さえ設備できれば

どこでもバナナを育てられる・・・のですが

お金がとにかくかかるんだとか・・・

 

 

多方面のプロフェッショナルが集う

 

農家歴50年の福井さんですが

ご自分一人だけでは国産バナナの生産の

第一歩を踏めなかったようです

 

そこで後押しをしてくれたのが

エネルギーや、太陽光などを専門にする後藤さん

流通を専門にする沼尻さん

 

各界のプロが集まって

生産と出荷までを行っているのが

マルフクファームの特徴ですね

 

 

日本産、田原産のバナナのお味はいかに

 

「さんさん太郎」という名前の田原のバナナ

 

これはまだ完熟していない状態のさんさん太郎

完熟するともっと長く

もっとオレンジに近い黄色になる!

 

外国産のバナナは輸入される時

虫を殺したり殺菌したりされるため

薬剤が使われていますが

マルフクファームで栽培されたバナナは無農薬

 

皮が薄く、繊維が細い為

皮をむいた時に白くて細い繊維は身につかない

食べやすさもあるさんさん太郎

 

そしてなんといっても香りが強く

これがバナナの本来の味だったのか・・・

と思い知らされるほどに濃厚で甘い

 

とーっても美味しかったです!

 

 

沼尻さんも来てくれていました!

ありがとうございましたー!

 

スーパーで「田原産」の文字がたくさん見られますように・・・

応援しています!

 

 

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