2018年02月22日（木）
連日スポーツが盛り上がって
興奮しっぱなしの毎日ですが
スポーツ選手も愛用するユニークなマスクが
愛知県豊橋市で作られている
と聞いてやってきました
株式会社くればぁの取締役社長
中河原毅さんにインタビュー
スポーツ選手も使っている
ユニークなマスクとは
様々な機能を持つフィルターを10層重ねた
呼吸に負荷をかけるフィルターが入れてあり、
日本スケート連盟の選手にも提供しているんです
スケート
今めちゃくちゃ盛り上がってますよね
肌に触れる部分には
化粧品の付着防止やメガネ曇り防止
他にも吸水速乾・消臭・ウイルスカットなど
様々なフィルターを10層に重ねているんです
実際に触ってみると...
とてもしっかりしているのが分かります
耳にかけるところはゴムになっていて
自分の顔とフィットして隙間がなくなるのが特徴
これにより、
ちゃんとフィルターを通して空気を吸うことができ
程よく呼吸に負荷がかかります
ドラッグストアに行くと
「耳が痛くならないマスク」や
「呼吸しやすいマスク」などが売られている中
どうして呼吸しづらいマスクを作ろうとしたのか
全く逆の発想をしたら、どんなマスクができるか
と考えたことがきっかけだったそう
大学や病院と一緒に共同研究を行った結果
この呼吸しづらいマスクを装着すると
消費カロリーが３倍、肺活量が２倍に増えたそう
その結果を受け
呼吸筋を鍛えてカロリー消費を促すマスクを
商品化することになったそうです
鼻の高さや横幅、
鼻の下から顎までの長さなど５か所を測って
オーダーメイドのマスクを注文することも可能
逆転の発想のマスクは、需要は小さいかもしれないが
どこかにニーズがあると思って作っている
と話してくださいました
作業は全て手作業で
１つのマスクが１万円以上
今は大人気で１２００人（約３週間）待ちなんだとか
中には北海道や沖縄から
オーダーしてもらうため豊橋にいらっしゃった方も...
そんな大人気マスクを販売しているくればぁですが
元々マスク屋さんではなく、
網などのメッシュのフィルターを製造販売している会社
ガソリンのオイルフィルター
化粧品や食品の粉をふるう際のものなど
ろ過フィルターや特殊なフィルターを企業に売っていました
取り扱っているフィルターは１０万種類
しかし、インターネット販売が
手軽にできるようになったことを受け
一般向けにフィルター技術を活かした商品を作ろう
マスクの制作を開始
永く培った独自のフィルター製造技術を使って
もっと社会に貢献できる製品はないか
と豊橋から世界へ発信しています
そんな豊橋
実は繊維の町
今後も豊橋の方と協力し、技術を活かしながら
地域の未来を牽引していきたい
と中河原さん
今は口元が透けて見える「透明マスク」や
マフラー型のマスクも製作中で
世界に一つだけ、世の中の人の為になるものを作っていきたい
と話してくださいました
これからも豊橋から世界に
素敵な商品を届けてくださいね
愛知県豊橋市大村町藤田4-1
電話：0532-51-4151
レポートドライバー
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