名古屋市北区の
山田天満宮
にお邪魔しました
こちらで1月25日に
うそ替え神事
というものが行われるそうなんです
権禰宜の中村さんに
インタビュー
山田天満宮とは
徳川第４代将軍・家綱公が
1672年に教育・学問を広めるために
文教政治を奨励したのを受け
当時の尾張藩主・徳川光友公が
太宰府天満宮から菅原道真公の御神霊を奉祀したのが
はじまりといわれていいます
方向祈願牛と呼ばれる牛も奉られており
合格祈願や学業成就などの願いが叶うとか
受験シーズンということもあり
受験生の皆さんも多く参拝に来るそうですよ
そんな山田天満宮で行われる
うそ替え神事
お祓いされた鷽（うそ）という鳥を象った
木彫りの置物を参拝者みんなで交換し合う神事
鷽（うそ）は天神様の守護鳥
うそ＝口にする嘘や災難、病気など良くないこと全てで
そんな鷽の木彫りを交換し合うことで
1年中のうそを天神様の幸福と替えよう
という神事なのです
こんな鷽の木彫りを交換していくのですが
どのように行うかというと...
神事の際に拝殿の方で神職の方がお祓いをします
そうしてお祓いされた袋に入った鷽の木彫りを1000円で受けます
その後みんなで円を作り
太鼓の合図で「替えましょう、替えましょう」と掛け声とともに
交換していきます
1日に11時からと15時からの2回行われ
合計1000人ほどが参加するそうですが
単純計算で１回５００人ほどの方が円になり
一斉にこの神事が行われます
なかなか見たことがない光景ですよね...（笑）
そして太鼓の合図が終わり
手元にある鷽の木彫りは持って帰り
神棚などにお供えします
また交換が終わると同時に
袋から鷽の木彫りを一斉に取り出すのですが
「福」や「幸」と書かれたものもあるのだとか
「福」と書いたものは特大の鷽
「幸」と書いたものは金の鷽
を授けてもらえます
かなり数が少ないそうなので
これが当たったら幸先のよい１年になりそうですね
ちなみにうそ替え神事の日に用意される
梅酒もありますよ
こちらは山田天満宮の梅の実で作ったものだそうで
これを頂くと「１年災いなく幸せに過ごせる」と言われており
数量限定ですが参拝者の皆さんに振舞われます
また当日は混み合うため
公共交通機関の利用がオススメだそうです
是非みなさんも
"うそ"を替えて
１年の幸せを祈ってみてはいかがでしょうか
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山田天満宮
名古屋市北区山田町3-25
大曽根駅から徒歩７分
うそ替え神事
１月２５日
１１時～・１５時～
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