レポドラ日記

最近話題の「透明標本」を作っている高校生!!

2017年11月15日(水)

ででーん

とってもインパクトのあるこちら

透明標本と呼ばれるものです

 

透明標本とは

魚などの生物の骨だけをつけて

筋肉などそれ以外の部分は透明にし

瓶などに入れたもの

 

そんな透明標本を作っている

高校生に会いに行ってきました

  

やってきたのは

愛知県碧南市にある碧南高校

 

科学部のみなさんにお話を伺いましたよ

 

改めて透明標本とは

小さな生物の骨格観察をするために作られるもの

 

しかし、最近は観賞用としても人気で

オシャレな雑貨屋さんでも売られています

 

気になる作り方はというと...

 ホルマリン薬品につけて体を固定させる

固定とは簡単にいうと

腐らないように処理することらしいです

 

 ピンセットなどを用いて生物の皮や内臓を取り除く

ピンセットが骨などにあたってしまうと

骨が折れてしまうこともあるらしく

この作業が一番大変で神経を使うそうです

 

 染色液など染色する

硬骨が赤色、軟骨が青色に染まります

 

 他の薬品に浸し生物の筋肉の色素を抜く

 

 グリセリンを浸透させる

こうすると光が通りやすくなるんだとか

 

以上の工程で完成します

ぱんぱかぱーん

 

私は知らなかったんですが

お魚を食べるときのいわゆるとされる筋肉

標本を作る際は基本的に剥がさないんです

 

というのも

筋肉を剥がしてしまうと

骨がバラバラになっていまい

形が崩れてしまうそう

 

特殊な薬品を使い筋肉の色を抜き

また瓶の中で光の屈折などを利用することで筋肉が透けて

骨だけが色づいて見えるようになるのです

 

またこれを高校生が行っていることにビックリですよね

 

薬品に漬け置きする期間もある為

1つの標本を作るのにも

2カ月半くらいはかかるんだとか

 

部員の水田さん(2年生)

お気に入り標本はカエル


実は見た目には分かりませんが

カエルにはオタマジャクシの名残として

おしりの部分には尻尾が小さく残っているんです

 

おおおおおお

これは標本にしてみないと分かりませんよね

 

 

また、清水さん(1年生)

中学校の頃から科学部に所属していて

受験の時に科学部が透明標本を作っていることを知り

一目見てきれいだなと感じたそうです

 

清水さん

同じ魚類でも骨の構造が違うのが

一目瞭然なので、見ていて勉強になります

と話してくれました

 

 


科学部のみなさんが作った透明標本

碧南海浜水族館

11月30日まで展示されています


入り口入ってすぐに

なんと65種120個体

どどーんとありましたよ

 

アジイワシなどの魚類の他に

カエルイモリネズミ

オオグソクムシなども

オタマジャクシからカエルへの成長過程も

 

 

みなさんも是非ご覧ください

 

 


科学部のみなさん、ありがとうございました

これからも頑張ってください

 

 

 

 

レポートドライバー  清水藍

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