岐阜県養老町の
養老の滝近くにある
養老の滝駐車場
にお邪魔しました
ここ養老の地に
幻のサイダー
養老サイダー
があるのですが
そちらが現在
復刻販売中なのです
久保寺さんにインタビュー
こちらの駐車場は
標高２８０ｍほどのところにあり
養老の滝からすぐ近くの場所なのですが
紅葉がとっても綺麗でした
そんな紅葉の名所でもある養老の
幻のサイダーが
養老サイダー
養老町で1900年から製造されており
日本最初のサイダーと言われているのだとか...
明治から大正にかけて多くの博覧会に出品され
金賞などの数々の賞に輝いていたもので
戦時中には軍用として
戦地へ次々と送られていたこともあり
東の三ツ矢、西の養老ともいわれるほど
人気だったそう
しかし工場の老朽化や職人の高齢化
後継者不足などの理由から
2000年に製造中止となっていました
そんな100年以上愛された養老サイダーを
養老改元1300年祭をきっかけに
復刻させ地域の活性化に繋げよう
ということになったのです
幻のサイダーと言われる秘密は
まずはお水
サイダー作りには欠かせないお水ですが
養老サイダーには
養老の菊水泉と呼ばれる
日本百名水のひとつでもある
お水を使っています
若返りの水という伝説も伝わるこのお水は
ミネラルを豊富に含み
サイダーにはとにかくぴったりのお水なんです
そして復刻するにあたって必要なのが
サイダーのレシピ
この企画が立ち上がる前までは
実は製造レシピが見つかっていなかったのですが
なんと会社のロッカーからレシピを発見
そこから純度９９．９％のグラニュー糖や香料まで
当時の味をこだわって再現しているのです
頂いたサイダーは
とってもさっぱりしていて
飲んでいてベタベタ感もなく
とっても美味
芳醇な香りも山の空気にピッタリです
ビンなどにもこだわったそうで
ラベルや王冠のデザインまで
全てほぼ当時のものを再現
このレトロ感...かわいいです
こちらの養老サイダーは
こだわりのお水とレシピで作られているため
量産が難しく
頂けるのは養老公園か又は養老SAのみ
是非紅葉を楽しみつつ
幻の養老サイダーを味わってください
