レポドラ日記

創業266年!眼鏡店の歴史と思い

2017年10月31日(火)

名古屋市 中区にあります

眼鏡店「玉水屋」

お邪魔しました

 


「玉水屋」は

創業266年

 

日本の眼鏡業界の草分け的な

存在として、

業界をリードしてきました

 

 

歴史ある「玉水屋」なんですが、

来月末をもって、

閉店する事になっているんです。

 

 

「玉水屋」の歴史と、

眼鏡に対する思いを

8代目店主の

津田 節哉さん

お聞きしました

 

 


 

 店内はとっても明るくて、

棚には沢山の眼鏡が

 


「玉水屋」は1751年、

本町通りに1号店がオープン

 

大正時代に栄町店を出店し、

結局最後まで残ったのが

この中区 錦の店舗

 

最初の頃はタバコ入れ

根付けなど、紳士向けの

小物を扱っていましたが、

 

6代目店主の頃から

本格的に眼鏡を

扱うようになったそうです

 

 

 そして「玉水屋」は日本で最初の

コンタクトレンズ誕生の地

でもあるんですよ

 

コンタクトレンズメーカー

「メニコン」の創業者である

田中恭一さんが縁あって

終戦直後に「玉水屋」で

働いていたそうです

 

その時にお店を訪れた

米軍の夫人が持っていた

コンタクトレンズを

見せてもらう事が

出来なかった事から、

独学で!

コンタクトレンズを開発

 

そのような経緯から、

「玉水屋」はコンタクトレンズ

誕生の地という看板が

あるのだそうです

そして「玉水屋」には、

眼鏡を作る際に

他の眼鏡店にはない

こだわりがあるんですよ

来店されたお客様の

視力を機械で測定して、

その視力に合うレンズを選ぶ

だけではなく、

 

「お客様の事をよく知る」という事を

1番大切にしているそうです

 

お客様の生活習慣趣味

購入の目的などを

きちんと聞いた上で、

レンズの度数を決定します

 

 

そうしなければ本当の度数は

わからないし、

お客様の事をきちんと

理解しなければ、度数や

フレームは本来

決められないんだそうです

だからこそ、

「玉水屋」で働く社員さんは

ほとんど「認定眼鏡士」

資格を持っていて、

専門的な知識を

豊富に備えた人が対応

してくださるんです

 


こだわりを持って、

お客様に1番合った眼鏡を!

という熱い思いで

長い間営業をしてきた

「玉水屋」ですが、

 冒頭でもふれました通り、

来月末に閉店する事が

決まっています

 

 

低価格の眼鏡チェーン店が

業界を侵食してきた事と、

建物の老朽化が要因だそうです

 

 

 たくさんの愛情がつまっている

「玉水屋」が無くなって

しまうのは寂しいですね、、

 

お話をお聞きして、

津田さんの、眼鏡やお客様に対する

愛情がもの凄く伝わってきました

 

自分に合った眼鏡を購入して

もらう為には、提供する側が

眼鏡に関してきちんとした

知識を持っている必要があります !

 

そういう思いで津田さんは

「日本眼鏡技術協会」

会長を務め、

「認定眼鏡士」の制度を

作られました

 

 

そして

津田さんには実現したかった

夢があるんです

 

 

「眼鏡士」という

国家資格を確立し、

専門的な知識を持った人が

眼鏡を提供する社会に

するという事です

 

 

閉店を期に津田さんは

引退されるそうですが、

その意思をしっかりと

後輩に引き継いでいきたい

話してくださいました

 

 

 

 津田さん、素敵なお話と時間を

ありがとうございました

 

 

 

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「玉水屋」

名古屋市中区錦3-24-12

玉水ビル 1階

TEL:052-961-1826

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