皆さんは子供の頃、公園の木の枝などを剣に見立てて
チャンバラをした記憶があると思います
今やそのチャンバラが競技になり、
スポーツチャンバラという競技名で
世界大会も行われています！
名古屋市内唯一の、スポーツチャンバラ部がある学校
星槎名古屋中学校に行ってきました！
スポーツチャンバラ部の皆さん！
インタビューに応えてくれたのは右から
スポーツチャンバラ部顧問永見慈さん
部員の丹羽君、野田君
スポーツチャンバラとは？
愛称はスポチャン
1971年に誕生し世界大会も行われている国際的競技
6m～9mの正方形のコートの中で１対１の戦いを行う
３分３本勝負で、自分の獲物で相手の体を当てた方の勝ち
ここまで聞くと剣道と似ていますね
ここが特殊、スポチャン
①獲物が多種類！
小太刀といわれる60cm以下の短剣、
長剣、二刀流、杖、薙刀、槍、盾も・・・！
小太刀と長剣の写真
全部スポンジのようにふにふにしているので
当たっても全く痛くない！
獲物ごとの部門に分かれて試合が行われますが
獲物なんでもOKの部門もあります◎
②防具は１つ！
ウレタン製のキョップのみ
写真の左側がキャップ
耳と目と頭がしっかり守られます
体には防具を一切つけないところに
獲物が当たっても痛くないことがわかります
お手軽に始められるものいいですね！
③どこを当てても一本！
剣道だと面や胴など決められた場所に
強く当てないと一本にはなりませんが
スポチャンはどこでもOK
④遊び感覚から極みまで
昨年の全国大会の様子をみていた永見先生
選手たちの戦いの様子を尋ねると
「生徒さん達は、まさにチャンバラのように
剣を元気いっぱい振り回していましたが、
大人の方は、武士道を極めたような・・・・」
きっと気軽に始められることができるのに
奥が深いスポーツなのでしょうね
⑤１対１だけじゃない
サバイバルや20対20の合戦など
個人戦だけでない種目もある！
写真は1対1の様子
部員にきいてみた
Q.実際にスポチャンをやってみてどうか？
丹羽君は「難しい！」と笑顔で返事がきました
剣道と違って、片手で獲物を持たないといけないところ
獲物が大きいとその分重くて力いっぱい振り回せないところ
終始ステップをふまないといけないので
下半身を鍛えないといけないところ
たくさん挙げてくれましたが、
取材中は終始楽しそうに部活動をしていました◎
難しさの中にある楽しさ！
Q.スポチャンの魅力とは？
「僕は運動が苦手だけど・・・」と
謙遜しながら答えてくれた野田君
そんな人でも勝利を掴めることができるから
とってもやる気になるそうです
なんと野田君は大会で３位になった実力者
・・・本当は運動神経いいのでは？
野田君「大切なのは、技です」
はは～、恐れ入りました
星槎名古屋中学校のスポチャン部は
およそ１００人が参加の全国大会で
３位、４位になった生徒さんもいる
そこには笑顔で元気いっぱいの生徒達と
生徒達を愛する先生と親御さんの姿がありました
皆ありがとうねー！！
