レポドラ日記

胡弓奏者が「幻の胡弓」を再現!

2017年08月01日(火)

 

名古屋市 西区にあります

ある音楽スタジオに行ってきました

 

皆さん

「胡弓」という楽器をご存じですか?

 

 

三味線を小さくしたような形で、

通常は本体に3、4本の弦が張ってあります。

 

 

擦弦(さつげん)楽器という種類の

楽器で、

主に馬の尾の毛を使った弓で

演奏します

 

江戸時代から伝わる

伝統的な楽器なんです

そんな胡弓の演奏家であり

製作者でもある、

石田 音人(ねひと)さん

お話を伺いました

 

 

スタジオの中には沢山の

三味線や胡弓が!

 

 

 

石田さんは元々ギターを

やっていて、その後に三味線を

始めたそうです

 

30年前に

三味線のコンサートの

リハーサルをしていた

スタジオで、胡弓を演奏している女性に

出会い、その不思議な

音色の虜に

なったそうです

 

 

演奏を始めましたが、

胡弓は手に入れるのが

なかなか難しい物で

世に出ている物が少なく、幻と

言われている物が多い、、、。

「手に入らないなら作っちゃえ!」

と思い、10年かけて胡弓の事、

弦楽器の事を学んだそうです 

 

バイオリンを作っているスタジオに
話を聞きに行ったり、

アジアの楽器を作っている方に

お話を聞きに行ったり、

色々な方と交流をしたそうですよ

 

 

そして今回!

新しく製作された、

「幻の胡弓」

 


弦の数がたったの1本!

胴といわれる部分は

ご飯茶わん程の大きさで、

そこから80㎝位の棹が

のびでいます。

 

この棹の長さなども

製作する上で大切なんです

低い音から高い音まで出るようになり、

2オクターブ程!、

色々な表現が出来るんだとか

 

 

中継中にも演奏して

頂きましたが、

なんとも不思議で、

哀愁漂う魅力的な

音色、、、

 

石田さんは、

胡弓が蘇るように

若い世代が手にとって演奏したり、

色んな方が関心を持つ楽器に

なってくれたら嬉しいと

おっしゃていました

 

そのために

胡弓の作り方も伝えて

いきたいそうです

 

中継後に胡弓を弾かせて

いただきました

弦をおさえる力加減が難しかったですが、

綺麗な音を出す事ができました

楽しい~

 

 

10月15日(日)に

演奏会が行われるそうなので、

ご興味のある方は

石田音人

と検索して、HPをご覧ください

 

 

石田さん、素敵な時間を

ありがとうございました

 

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