名古屋市港区
名古屋港水族館
にお邪魔しました
名古屋港水族館の人気者は
シャチ、ペンギン、イルカ...
そして
マイワシ
マイワシのトルネードについて
森さんにインタビューしました
マイワシのトルネードが始まったのは
およそ10年前
きっかけは黒潮大水槽のリニューアルでした
あまり大きくないこの水槽に
目玉となるマンタやシャチなどは
入れることができませんでした
悩んだ末に入れることになったのがマイワシ
最初は誰も見たことのない
大きな群れを作って
お客さんに見てもらおう
という話になったそうです
しかし実際に水槽に入れて
エサをあげてみたところ
大量のマイワシが興奮状態になり
水槽の中をスピード感たっぷりに
大群のまま泳ぎ始めたのだとか
これが"マイワシのトルネード"の元だったそう
その姿は魚をよく見ている森さんたちでも
驚くような姿だったため
たくさんの方に見てもらおう、となった訳です
エサはペレットと呼ばれる
養殖の魚にもよく与えられるもの
金魚のエサににているようです
しかし
このエサを上からパラパラとまくだけでは
実はきれいなトルネードにならないんです
水面上、つまり表面上でしかマイワシが
動いてくれないので
もっと立体的に
水槽を奥まで使ってトルネードを起こそうと
試行錯誤した結果
こんなエサやり器を開発
下に重りがついており
上の袋にエサをセット
まずは水槽の下までエサを持っていき
順番に上に引き上げていくことで
水槽全体に万遍なくエサが行き届くそうです
ちなみに、水槽の中には
サメなども一緒に入っていますが...
安心してください
滅多に食べられることはないようです
きちんと切った食べやすいエサを
サメたちにも与えているので
あえて逃げていく食べづらいマイワシを
追いかけることはないそうです
この話をきいて私も安心しました(笑)
そしてそんなマイワシのトルネードが
今回さらにパワーアップ
これまで2万匹だったマイワシに
新たに1万５千匹を加え
ボリュームアップ
そしてLEDライトで光を当てることで
マイワシ一匹一匹がキラキラと輝いて...
とってもきれいでした
これは一見の価値ありですよ
是非みなさんも
パワーアップした
マイワシのトルネード
楽しんでください
