愛知県大府市が
地元企業、大府市にある至学館大学と共に
2020年 東京オリンピック・パラリンピック
のメダルを作るプロジェクトをスタートさせた
と聞いて突撃してきました
こちらは
2020年の東京五輪で使われるメダルを
いらなくなった携帯やPCなど
小型家電に含まれる資材を使い
みんなで作ろう
というプロジェクトです
携帯やPCなど小型家電に含まれる資源のことを
都市鉱山と呼ぶのですが
今年に入ってオリンピック組織委員会が
「都市鉱山を活用したメダルを検討する」と発表
これが実現すれば
全国民がオリンピックに参加できることになり
日本が誇る「もったいない精神」
を世界に発信できる
貴重な機会になるのです
そしてなぜ大府市かというと
大府市といえば吉田沙保里選手などで有名な
至学館大学がある
つまり金メダルの街なのです
そんな大府市で
女子レスリングの祝勝パレードが行われ
その際に都市鉱山メダルの話題になり
「実現させたい」とプロジェクトが始動したのです
実際に金メダルを作るためには
金6g、銀379g、銅25gが必要
(ロンドン五輪の場合を参考)
実は金メダルは金が6gしか
使われていないんです
金メダル1個を作るのに必要な金は
携帯電話なら200台
PCなら20台ほどなんだとか
...なんだか集まりそうな気がしますよね
ちなみにオリンピックの金メダルを
全てこのプロジェクトで作るとすると
携帯電話なら32万台
PCなら5万台ほどだそう
こちらも集めることが可能そう
こうして使われなくなった小型家電を使うことで
環境にも優しいメダルづくりができるんです
天然鉱山だと発掘作業を伴うので
山を切り崩したりをするのですが
資源の再利用をする都市鉱山は
環境への影響は少ないと思われます
そして先日、委員会発足式が行われ
そこにはレスリングの吉田沙保里選手をはじめ
至学館大学の登坂絵里選手
川井利紗子選手、土性沙羅選手と
メダリストの皆さんも参加されました
その際にお披露目されたのが
今回の中継で見せて頂いた
金メダルなのです
こんなメダルが作れるのであれば
おうちに眠っているPCや携帯等々を
活用したくなりますよね
このプロジェクトに参加したいという方は
大府市は市内の公民館への持ち込みにより
廃棄家電を回収しています
またそれ以外の方は
国の認定事業者のリネットジャパンなら
宅配便で全国からの回収を行っているそうですよ
詳しくはリネットジャパンさんのHP
でご確認ください
みなさんもこのプロジェクトで
一緒にオリンピックに参加しましょう
中村さんお忙しいところありがとうございました