2016年09月28日（水）
三重県桑名市にある
桑名市博物館
にお邪魔しました
近年「刀剣女子ブーム」
なるものがありましたが
こちらの博物館でも
刀剣女子必見の
展示会が行われているんです
しかし今回展示されている刀剣は
ただの刀じゃないんです
なんと妖刀と呼ばれている
村正の特別企画展
が行われているんです
妖刀村正というフレーズ
みなさんも時代劇などで
聞いたことがあるかもしれませんが
そもそも「村正」という名前は
刀の名前ではなく
刀鍛冶の名前なんです
村正さんは
室町時代に活躍した刀工で
美濃赤坂（現在の岐阜）から
桑名に移住したと言われています
そもそも村正の刀は
当時は切れ味も良く
実用性の高い刀として
桑名から
三河地方の武士たちに広がり
愛用されていたそうです
そんな村正が
"妖刀"
と呼ばれるようになった理由は
徳川家
徳川家康の祖父が
家臣に殺された時や
家康の長男が
切腹を命じられた際に使用した刀が
村正の刀であったことから
徳川家に祟るという
伝説が生まれ
村正の刀は妖刀と
呼ばれるようになりました
そんな村正の刀を集めたのが
今回の展示会なのです
村正だけで20振展示してあり
村正ばかりをこんなにも
集めた展示会は今までにありません
中でも目玉なのは
徳川美術館や東京国立博物館
そして刀剣博物館所蔵の村正
本当にたくさんの
村正の刀が
桑名に集結しているのです
見ているだけでも
キラキラしていてとっても美しく
美術品のようにも見えますが
室町時代から現代まで
刀たちがどんな歴史を
経てきたかを考えるだけで
感慨深いものがありますし
ロマンを感じます...
これは刀剣女子が
ハマるのも納得です
そしてやっぱり企画展には
刀剣女子をはじめ
若い層のお客さんも
たくさんいらっしゃるそう
妖刀村正の歴史と美しさに
引き込まれてみてはいかがでしょうか
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桑名市博物館
特別企画展「村正」
10月16日まで開催
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