明日で東日本大震災から5年
遊びながら防災について学ぶことができる
「すごろく」が作られた
名古屋市中区にある
デザインとボウサイとマチヅクリを考える会社
R-proにお邪魔しました

R-pro デザイナー・ボウサイディレクターの
本多由季さんにお話を聞きました
そのすごろくとは‥‥

いえまですごろく 

家までという名前の通り
スタート地点から
家族と再会するゴールの家まで行くもの

防災について遊びながら学べるため
防災を考える最初の一歩になってほしいと
お話してくださいました
スタート地点は塾・公園・駅・ショッピングセンターなど
災害時に居そうな場所から
ゴールを目指します
何といっても
特徴は 升 目 
例えば・・・
液状化で道がうねっていたので捻挫した
家族が塾に迎えにきたというデマを信じて塾に行ってみた
川で溺れている人がいる
など、災害時に直面する危険が升になっており
どうやって乗り越えるかを考えます
そして、乗り越える為には
みんなで協力することが必要

普通のすごろくは個人プレーがほとんどですが
みんなで協力しないと先には進めないんです
では、具体的にどうやって協力していくかというと
手持ちの「救出カード」を使います

救出カードには様々な種類があり、
その場に応じたものを使うことが求めれます
しかし、間違えたとしても正しい答えを知れるため
きちんと学ぶことができるんです
これが中々難しい‥‥
そんな「いえまですごろく」
作ろうと思ったのは東日本大震災がきっかけ
当時、大学生で中々現地へ行けず歯がゆい思いをしていた中、
デザインの力で何かできるのでは
と
卒業制作としてすごろくを作りました
しかし、デザインするだけでと大変なのに
防災を取り入れるとなると更に大変

名古屋大学の市民講座に参加したり、
被災地に行かれた方の体験談を聞くなどして
勉強したそうです
今後は今回の都市型だけではなく
山や海を舞台にしたものや
地域性のあるものも作りたい
と
意気込みも語ってくれました

この「いえまですごろく」は
「いえまですごろく」のHPで予約受付をしています
4月以降に順次発送されるということなので
みなさんも改めて防災について
学んでみてはいかがでしょうか

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いえまですごろく 
3600円 (税抜き、送料別)
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レポートドライバー
清水藍