名古屋市瑞穂区にある
名古屋市博物館にて
２月２７日(土) から ３月２７日(日)まで
陸前高田のたからもの
という特別展が開催されます
名古屋市博物館学芸員の
星子桃子さんにお話を伺いました
陸前高田のたからものは
津波に襲われた陸前高田市立博物館が収蔵する
約１６０点の修復文化財を展示するものです
東日本大震災では
民家や学校だけではなく
博物館も地震や津波の被害にあいました
陸前高田市では
約５６万点もの文化財が流され
これまでに約４６万点が回収されましたが
修復作業が完了しているものは約１６万点...
もうすぐ５年にもかかわらず
修復にはやはり時間がかかるんですね
今回、名古屋市博物館で展示してあるものは
絵画・古文書・漁具などのほか
震災の記憶をとどめておく資料としての時計や新聞なども
元々博物館にあったものだけではなく
地震のおきた時間で止まっている時計など
これから震災を伝えるための文化財もあるんです
さらに、奇跡のオルガン
としてメディアで話題になった
リードオルガンの展示もあります
文化財としても大変貴重なオルガンですが
元々は陸前高田で幼児教育をされていた女性のもので
２００４年に博物館に寄贈されたのち
津波の被害にあいました
見つかった時には傷だらけで
内部もひどい状態だったそうですが
奇跡的に修復することができたことから
奇跡のオルガンと呼ばれているんです
そんな陸前高田のみなさんの
想いがこもった奇跡のオルガン
展示期間中の
３月１２日（土）・１９日（土）には
生演奏会も開催されます
ぜひ被災地に心をよせ
みなさんの想いを感じてみてください
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陸前高田のたからもの
名古屋市博物館 特別展示室
2月27日(土)～3月27日(日)
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レポートドライバー 
清水藍
