三重県伊賀市にある
慶応元年創業 150年以上も続く老舗

『宮崎屋』さん

にお邪魔しました

今回のご飯のお供は
"ようかん"です
と言っても、あの甘ーい和菓子の羊羹ではなく
お漬物の"ようかん"です
ズバリ、『宮崎屋』さんの名物は

養 肝 漬

養肝漬とは白瓜の芯を抜き
その中にしそ、生姜、大根、胡瓜等を
細かく刻んだ物を詰め
たまり醤油にて2年漬けたものです

なぜ、ようかんと名前についているかというと
藩主藤堂高虎が陣中に食料として常備し
武士の志気を養うつまり肝っ玉を養う漬物
という事で養肝漬と命名されました
また伊賀といえば忍者
なので忍者の携帯食ともいわれているそうです
たしかにこれだけ具だくさんのお漬物なら
忍者の皆さんの栄養補給にもピッタリでしょうね
白いご飯にばっちり合うお漬物なのですが
二年間漬けている古漬けのお漬物で
しっかりと味が付いているので
細かく刻んで調味料代わりに使えます

お茶漬けにするのもオススメなんだとか

他にもおにぎりの具やうどん、スパゲッティ
最近では養肝漬を使用したドレッシングも好評だそうです
お醤油の味がしっかりついているので
何にでも合いそうです
私も食べたらなんだか元気になれた気がします

ぜひ皆さんも養肝漬を食べて
肝っ玉を養ってみてはいかがでしょうか

宮崎さんごちそうさまでした

ありがとうございました