愛知県豊川市に
琵琶湖の名産で京料理でも使われる
高級食材の淡水魚「ホンモロコ」の
養殖に成功した人がいるときいてお邪魔しました
ホンモロコの養殖に成功したのは
元高校教師でSUNコーポレーション代表の
小野修さんです
まず「ホンモロコ」とは琵琶湖固有の魚で、
最近は外来種の食害や環境悪化などが原因で
漁獲量が減少し、絶滅危惧種にも指定されています
埼玉県などでは休耕田を利用し養殖されているんですが
小野さんは水槽を使い養殖をおこなっていらっしゃいます
でも、そもそもどうして
元高校教師の小野さんが
ホンモロコの養殖を行っているのかというと・・・
高校を早期退職し浄化装置の販売を行っていたことがきっかけ
販売していた浄化装置を活用し
何か面白いことができないかと考えていたときに
ホンモロコのニュースを知り、養殖をしてみようと思ったそうです
水槽を使っての養殖は
管理しやすいというメリットの他にも
味にも違いがあるんだとか
休耕田での養殖では
出荷前に泥抜きという作業を行わないといけないそうなのですが
水槽だとその手間がいらず・・・
味も臭みがなく身が引き締まっているんだとか
しかし、中々思い通りにはいかず
5月に1万匹の卵を購入し養殖を始めるも
大半が死んでしまったそうです
困難もありながらの養殖だったそうですが
同じ豊川市内の加工業者さんとコラボして
佃煮にして製品化するに至りました
今後の目標は豊川産のホンモロコの完全養殖
2万匹だった出荷数を10万匹すること
琵琶湖生まれで
三河育ちのホンモロコ
今後、豊川市の名産になるかもしれませんね
レポートドライバー 清水藍