遠くまで澄んだ青い空
大きな入道雲
セミの鳴く声
70年前の8月も、そんな暑い夏だったんじゃないでしょうか。
明日、8月15日は終戦の日。
そんな日に、今年から新たに認定された記念日があるんです
それは・・・「すいとんで平和を学ぶ日」です
お話を伺ったのは
すいとんの会代表 時々輪斉子さんです
時々輪さんは74歳
ということは、終戦時は4歳。
お父様を戦争で亡くされ、
お母様の地元である長野で終戦を迎えられました。
のちに結婚され犬山へ来られてから
35年間、読み聞かせを行っていらっしゃるのですが
始めは平和に関する読み聞かせではなかったそうです
しかし、ある日読み聞かせに参加していた子どもさんが
原爆に関する本を見つけ、とても興味を持ったそうです
それに驚いた時々輪さんは
「平和について、原爆について伝えていかなければ」
と思い、平和に関する読み聞かせを始めたそうです
1年に約6回行っていて
参加する方は約20人
それを35年・・・と考えると
本当に多くの人に伝えていらっしゃいますよね
読み聞かせ会を平和を教える会に替え
食べ物の大切さも知ってもらおうと
出していたお菓子を「すいとん」に替えたそうです
だから、記念日の名前も
「すいとんで平和を学ぶ日」なんですね
明日、8月15日は認定後初めての記念日
犬山市の「犬山しみんてい」にて
『平和の大切なお話を聞いて、すいとんを食べよう』
が、午後2時~5時に開催されます
参加費は200円で、当日参加も大丈夫とのことなので
平和のありがたさを感じにいってみてはいかがでしょうか
時々輪さん、貴重なお話を
ありがとうございました
レポートドライバー 清水藍