三重県桑名市で
今週末、8月1・2日に行われる
桑名石取祭
なんと
日本一やかましい祭りなんだとか
いったいどんなお祭りなのか・・・
石取祭保存会専務理事 宮川龍男さんにお聞きしました
この桑名石取祭は江戸時代から続くもので
町屋川の石を神社の祭場に奉納するという神事なんです
だから、石 を 取る と書んですね
そして、石を運ぶ時に使う車「祭車(さいしゃ)」が
飾り付けや彫刻でどんどん豪華になっていくのと同時に
太鼓や鉦も付き・・・
現在は、各町がそれぞれの「祭車」を持ち
祭り時は一斉に打ち鳴らすことから
日本一やかましい祭りと言われるようになったそうです
お話をお聞きしたところ・・・
今年は10年ぶりに全町が集まり
「祭車」の数は40台にもなるそうです
中継では、石取会館の中の体験スペースで
太鼓を叩かせていただきました
1つの太鼓でも空気が震えるのを肌で感じることができるので
これに鉦が加わり・・・
さらに40台となるとすさましい音になりますよね
しかし、この音は歴史的にも価値があるんです!
なんと、2007年には国の重要無形文化財にも指定されたんです
そんな石取祭の見どころは
2日(日)の夕方6時半頃に行われる
「渡祭(とさい)」と呼ばれる行事で
全ての祭車が順番に春日大社の前で太鼓や鉦を打ち鳴らすものです
各町ごとに太鼓や鉦の音色は違うので
色々な音を楽しめそうですね
江戸時代から続く歴史ある桑名石取祭
ぜひ、その日本一やかましいと言われる音を
体で感じてみて下さい
レポートドライバー 清水藍