レポドラ日記

いろは歌が書かれた日本最古の土器!

2015年07月08日(水)

三重県明和町は今年の4月

祈る皇女斎王のみやこ 斎宮

として東海地方で2か所しかない日本遺産の認定を受けました

 

そんな明和町にある斎宮歴史博物館では

7月12日までの期間限定

日本最古のいろは歌がかかれた土器が展示されています

ちなみに

斎宮とは主に平安時代に天皇に代わって

伊勢神宮に仕える斎王が住んでいた場所のことで

その斎宮跡に作られたのがこの博物館です

 

斎宮歴史博物館 調査研究課文化財技師

宮原佑冶さんにお話しを聞きました

 

この土器は平成22年の発掘調査で

斎王の宮殿があった場所から見つかったもので

手のひらサイズの比較的小さなお皿の破片です

よく見ると表面には文字が・・・

 

この文字が「いろは歌」なんです

そもそも、いろは歌は

いろはにほへと~で始まる平仮名を使った歌で

文字の練習として使われていました

 

土器には、表面に「ぬるをわか」

裏面には「つねなら」と書かれています

 

 

でも、どうして土器に文字が書かれているのかと言うと

約1000年前の平安時代、紙はとても貴重なもので

字を書く練習のために貴重な紙は使えなかったのです

 

そこで、割れてしまった土器木の板を使って

字の練習をしていたんです

 

そして、今回の土器は

いろは歌が書かれたものでは日本最古

 

 

いろは歌が登場する最古の文献は1079年

今回の土器は11世紀後半くらいのものと考えられているので

伊勢という土地にいかに早く

都の文化が届いてきたかが分かりますね

 

 

7月12日(日)までの期間限定公開ですので

みなさん是非見に行ってみてくださいね

 

レポートドライバー 清水藍

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