レポドラ日記

手作りアコースティックギター!

2015年07月07日(火)

愛知県設楽町で

アコースティックギターの製作をしていらっしゃる

椎田さんにお話を伺ってきました

 


椎田さんは元々ギター製作会社に勤めていましたが

景気によってかなり変動があり、

設楽町の介護施設でアルバイトをしていました。

そうするうちに、地元の方に「こちらに住んでは?」と言われ

椎田さん自身も手作りのギターを作りたいと考えていたため

3年前に設楽町に移り住み、ギターの製作を始めたそうです

 

工房の中はこんな感じ


ギターを作ると聞いて、

もっと大きな工具が必要なのかと思っていたのですが

一から手で作る椎田さんは機械に頼らなくても立派なギターが作れてしまうのです

 

ギターを作る工程はとてもたくさんあって

木材から使う部品を切り取って

良い形になるように削り

ひょうたんのような形になっている部分は温めて曲げて

そうしてボディの外側を作り

内側には力木と呼ばれる強化材(この部分も作ります)を仕組んで

油を丁寧に塗っていく...

 

電気のこぎりで切り取ったり


 

こんなアイロンを使って温めたり

やすりで丁寧に磨いていったり・・・

 

 

他にも様々な工程がありますが

ざっと見てみただけでもかなり根気がいりそうな作業ですよね

 

ちなみに、一本作り上げるのに

最短1ヶ月は必要なんだとか

 

そうして作られた椎田さんのギターがこちら



とってもきれいで手で作られたとは思えないほどです

手間暇かけてじっくり作られたのが分かりますね

 

ちなみにこちらは五平餅ギター

表面もぶつぶつしてて串に刺してあって、まさしく五平餅

この地域ならではのギターですよね

 

このように様々なギターを作っていらっしゃいますが

やはりかなり大変な作業のようです

しかし、大量生産されているものに比べると

こうして一から手で作られたものの方が

音に深みが出るんだとか

 

また、作り手によってもやはり音が変わるものらしいです

つまり、椎田さんのギターからは

椎田さんにしか作り出せない音がでるのです

 

そんなギターの音色がどうしても聞きたくなってしまい

今回は椎田さんのお知り合いのギターリストのkattinさん

演奏して頂きました

柔らかくてとっても素敵な音色で

ずっと聞いていたくなってしまいました

 

 

椎田さんの今後の目標は

「奥三河の木材を使ったギターを作ること」

設楽町の木材でギターが作れたら素晴らしいですよね

ギターが完成するのが今から待ち遠しいです

 

 

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アコースティックギター製作 椎田誠

E-mail: guitarya@gmail.com

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