「道の駅 藤川宿」
に行ってきました!
道の駅ということで、
たくさんのお土産が並んでいたんですが、、
その中でひときわ目立っていたのが
「むらさき麦」
を使用した商品!

みなさんは「むらさき麦」ってご存じですか?
むらさき麦は名前の通り、
見た目が紫色の麦で、
茎から穂先まで紫色に染まっています。
また、
幻の麦とも言われていて、
少なくとも江戸時代には藤川町を中心に、
瀬戸内地方でも
栽培されていたことはわかっているのですが、
戦後にはパタリと栽培されていなくなっていたんです。
でも、岡崎市藤川町で町おこしのために、
1994年に再び復活したんです!
ということで、この
「むらさき麦」について、
藤川町づくり協議会の宇野達郎さんに伺いました🎤

むらさき麦は一度栽培されなくなった、と
ご説明しましたが、
むらさき麦はもともと、
染色や観賞用に栽培されていました。
でも、
戦後で食べるものにも困っていた時代では
必要性が低くなっていったようです。

私は、麦を鑑賞する、
という意識を持ったことがなかったのですが、
むらさき麦が広がっている景色の写真をみたら
納得!!
むらさき色が一面に広がっている景色は
本当に美しくて、
赤みがかった紫色の麦が
風でさらさらと動く光景は
もっと美しいんだろうなと
思いました。
この美しいむらさき麦の景色は
あの俳句で有名な松尾芭蕉も感動したようで、
「ここも三河 むらさき麦のかきつばた」
と俳句を詠んだそうです。
意味は、
かきつばたにも劣らない美しいむらさき麦がある。
5月が見ごろだそうなので、
ぜひ写真を撮りに来てみてくださいね!

そして、このむらさき麦は
栽培されなくなっていたのに、
どうやって復活させたのかも伺いましたが、
種は県が保存していて、
そこから20株ほどもらい、
およそ20数年かけて地道に育て増やしたそうです。
現在は11000平米の敷地にむらさき麦が広がっていて、
去年は2000キロほど収穫されたとのこと!!
11000平米は想像がつかないと思いますが、
バンテリンドームのグラウンドを
一回り小さくしたくらいの
大きさなんです!
あの緑のグラウンドが紫に染まった
風景を想像してみてください( *´艸`)
あ~見てみたいです!!
このように今では観賞用としても人気ですし、
道の駅で並べられているように
食べ物としても愛されているんですが、
本当にたくさんのむらさき麦の商品があって、、、
麦そのものから、
そばにむらさき麦が練りこんであるもの、
そして、ソーセージなんかもありました!

むらさき麦自体に味はないので、
何にでも合うんだそうです。
私はこの中から
むらさき麦の食感が楽しめる
「むらさき麦餅」をいただきました♪
むらさき麦が蒸して、
そのままお餅にいれています。
お餅は東京にある
お餅専門店「高橋総合食品」さんが作っているものです。

これが焼く前のお餅ですが、
麦がすごくないですか??(笑)
ぎっしり、柄のように麦が入っています。
紫色、、、ではないですが、
こんなにも麦がお餅に入っている姿を初めて見ました。
そして、焼いたお餅がこちら。

お醤油で味付けしていただきました♡
食べてみると、、、、
食感がすごい!!!
麦のプチプチっとした感じ、
中にはくにっとした食感のものもあり、
食べ応え抜群!!
すごいおいしかったです~~(*'▽')
そして、むらさき麦には
アントシアニンという
ブルーベリーに多く含まれている
目にいいと言われるような成分が入っています。
おいしくて体にもいいなんて一石二鳥!
食べてもおいしい、見ても楽しいむらさき麦。
ぜひ、目でも舌でも楽しんでみてください♪
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愛知県岡崎市藤川町字東沖田44番地
「道の駅 藤川宿」
レポートドライバー💚小菅玲菜